薬による過敏症

閲覧数2,054
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    薬による過敏症
    【はじめに】 「過敏症」という言葉を良く耳にしますが、これは治療用の薬剤に限らなくても、私たちの日常生活の中で接触する機会のある物質によって引き起こされれるもので、例えば最近多くの方を悩ませている「花粉症」はスギ花粉による過敏症であるほか、毛髪染料などによる過敏症も増えてきています。ところで「過敏症」という言葉の定義について、もう一度確認してみましょう。以下に南山堂の医学大辞典から、「過敏症」の項を記してみます。 ※〔過敏症〕
    刺激に対して特定の個体がきわめて鋭敏に、しかも過剰に反応する状態が過敏症である。免疫学的機序による過敏症をアレルギーといい、Coombs と GellによりⅠ型(即時型)、Ⅱ型(細胞毒型)、Ⅲ型(アルチュス型)、Ⅳ型(遅延型)に分類されている。そのほか免疫反応の関与しない非アレルギー性の過敏症がある。
    「アレルギー」という言葉も、私たちが日常良く使っている言葉ですが、「アレルギー」というのは、「過敏症」の中の一部ということになるわけです。 さらに言葉を整理してみましょう。他にも「薬疹」といって、薬を服用して発疹が出たような状態と、薬剤による「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。