現代においては、国際化や情報化など、社会は急激に変化している。情報は錯綜し、変化の厳しい先行き不透明な社会を生きていくためには、その状況を踏まえつつ、自己で考え、判断する能力が一層重要となっている。また、今日では知識の陳腐化が早まり、知識を大事に保持してれば済むということは許されず、最新の知識が必要とされている。そんな時代を生き抜くためには、子ども達が自ら学び、考えるための教育が必要であり、「生きる力」を育む教育が必要とされている。
中学校の養護教諭として、実践したい3つの方法を述べる。一つは、「体験学習」である。私は看護師の経験から、車椅子の操作方法と話し方の基本を子ども達に伝え、老人施設などのボランティア活動に参加する。そこで、命の尊さや高齢者に対する思いやりの気持ちを体験させたい。そのためには、地域との連携や他の教員の協力を得て、統一した認識の中で実施していく。→下線部のところにもう少し経験者だから言いたい、経験者だから言えることをもう少し具体的に説明したい。
また、授業では子ども達に自己の健康管理について目を向けさせ、自ら課題を見つけ実行する能力を養う。そのため、より良い健...