結論なしの場合について

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    ■結論なしの場合について

    結論がでなかった場合、スミスの態度は変化しない。

    ■言明を支持または不支持の場合

    言明を支持した場合、スミスは言明Xの有用性を高く評価するようになり、逆の場合は言明Xの有用性を低く評価するようになる。

    <スミスが有用性に対して肯定的な場合>

     比較のために、スミスがすでに言明Xを支持する先行研究を知っており、それゆえ言明Xの有用性に自信を持っている場合にジョーンズの研究結果がスミスの態度に与える影響を考察しよう。

    ■結論なしの場合

     結論がでなかった場合、ジョーンズの研究結果は言明Xに対するスミスの態度には影響を与えないが、科学者としてのジョーンズの評価を低下させる可能性がある。

    ■言明を支持した場合

     言明を支持した場合、言明Xに対するスミスの態度に影響を与えない。

    ■言明を不支持の場合

    ―態度への影響

    言明を支持しなかった場合、スミスはジョーンズの結論を受け入れるまで、ジョーンズの研究内容を詳細に分析することになる。もし、ジョーンズの研究手法に納得したのであれば、スミスは言明Xの有用性に対する自信を低下させることになる。

    ―態度へ...

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