普段、様々な物に囲まれ物を使って生活しているが、これらの物は数えたり量を量ったりすることができる。生活していく上で、数や量を必ず扱うことになる。物の個数を数えたりするためには数は絶対に必要な物であるし、体積や重さや長さ、さらには時間まで決まった単位で数に置き換えて使う量という概念も生活していく上では避けては通れない物である。
しかし、数というのは抽象的なものである。例えば、「3」といったときに「3」というものが存在するのではなく、3つのりんごだったり3人の大人だったりする。そこから「3」という数を抽象しているのである。具体物から個数だけを抽象して「リンゴ3個とみかん3個は同じ個数」というこ...