★子どもがものや人とかかわる力を次第に発達させていく過程を概観し、その中で学校教育がもつ意義を論述せよ。
はじめに、ものとかかわる力の発達を述べる。
子どもは、幼児期から事物への関心が高まり、事物の基本的性質(形・色・大きさ・用途など)を認知していく。
児童期になると、直接見聞きできる体験を超えた、幅広いことがらに関心を持つようになる。
小学校時代は、何よりも学習への意欲、あらゆることについてできるだけたくさん知りたいという欲求がある。
だから、学校教育において、読み書き計算をはじめ、さまざまな教科の基礎・基本を学ぶことは、重要なことである。
また、児童期後半からは、自らの学習過程...