統合失調症、気分障害、病態生理、治療予後、精神保健福祉士、思春期、青年期、発症、人格、知覚、思考、感情、対人関係、障害、脳疾患、精神分裂病、生涯有病率、生物学的原因、ドーパミン、ドーパミン過剰仮説、陰性症状、治療効果、神経伝達物質、神経発達、脆弱性、ストレス、陽性症状、幻覚妄想、滅裂思考、興奮、奇異、感情鈍麻、会話の貧困さ、意欲低下、無為、自閉、前駆期、非特異的症状、精神症状、急性期、増悪期、寛解期グループホーム、作業所、増悪、再燃、生活障害、予後、緩徐、急性発症、解体型、緊張型、発症年齢、発症誘因、精神病、未治療期間、早期発見、早期治療、治療、薬物療法、精神療法、家族支援、精神科、リハビリ、精神科リハビリ、リハビリテーション、抗精神病薬、投与、服用、再発リスク、副作用、錐体外路症状、抗コリン剤、併用投与、遅発性ジスキネジア、悪性症候群、肝機能障害、肥満、抗コリン作用、混迷、精神運動興奮、重篤、自殺衝動、電気治療、気分、主症状、精神障害、うつ病、うつ病エピソード、躁病、躁病エピソード、反復性うつ病性障害、双極性感情障害、遺伝的素因、モノアミン仮説、モノアミン、病前性格、精神的ストレス、身体的ストレス、社会的要因、感情の障害、抑うつ気分、興味や喜びの喪失、自責感、無価値観、意欲の障害、行為の障害、希死念慮、自殺企図、思考の障害、思考制止、微小妄想、日内変動、食欲低下、睡眠障害、身体症状、精神運動抑制、仮面うつ病、知能低下、知能検査等、仮性認知症、認知症、休息、診断書、休職、休学、入院治療、患者、励まし、気晴らし、棚上げ
精神疾患とその治療
『統合失調症、気分障害の病態生理、治療予後についてテキストを中心にまとめ、精神保健福祉士としての関わりを考察しなさい。』
統合失調症とは、主として思春期、青年期に発症し、人格、知覚、思考、感情、対人関係などに障害をきたす脳の疾患である。かつては、精神分裂病と呼ばれていたが、誤解や偏見を助長していることなどから2002年に統合失調症と名称を改めた。
生涯有病率は0.7~0.8%で、世界各国でほぼ一致し男女差もない。生物学的原因には未だ定説がないが、ドーパミン過剰仮説は有力なひとつである。しかし、陰性症状に対する治療効果等の面からの批判があり、他の神経伝達物質のバランスの崩れなどの影響もわかっている。実際には、神経発達の異常や個体の脆弱性、ストレスなど多くの要因が絡み合って発症に至ると考えられている。
症状は、陽性症状と陰性症状に分けられる。陽性症状は、幻覚妄想、滅裂思考、興奮、奇異な動作など、外から見て明らかに正常ではないとわかる症状で、陰性症状には、感情鈍麻、会話の貧困さ、意欲低下、無為、自閉など外から見てはっきりしない症状がある。
発症後数か月~...
精神保健福祉士短期養成過程のレポートです。