第2回 精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ

閲覧数4,720
ダウンロード数31
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題名は『医療機関における多職種との共同、連携についてまとめ、その重要性についてあなたの考えをまとめなさい』です。
    精神保健福祉士短期養成過程のレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神保健福祉の理論と相談援助の展開

    『医療危難における多職種との協働、連携についてまとめ、その重要性について、あなたの考えをまとめなさい。』

     現代の医療機関において、医師のみ、あるいは医師と看護師のみといった枠組みでは、精神障害者(患者)の支援は成り立たない。患者の病状、障害の程度、性別、家族構成、居住環境、地域との関係、経済状況等々数え上げればきりがないが、一人ひとり必要な支援は異なり、時間の進行と共に状況も変化する。医師、医療が抜けることはないが、チームアプローチにも柔軟性が必要である。

     戦後から現在にかけて家族単位の縮小が進み、平成22年には全世帯に占める単独世帯と核家族世帯の割合が85%に上っている。この傾向は今後さらに進行することは疑いがなく、これに伴い、家族による育児、介護などのケア機能もまた縮小している。また、地域のつながりの希薄化が叫ばれ、「無縁社会」という言葉も生まれている。こうして、かつて家族や地域でまかなわれていた機能も含め、クライエントや家族のニーズに対応することは、単独の専門職や機関では困難になっている。

     その中で、医療・保健・福祉のそれぞれの分...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。