経済学史

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・マルクスの労働価値説とは、人間の労働が価値を生み、労働が商品の価値を決めるという思想である。
・マルクスは価値を生産物の属性ではないとする立場から、生産物=使用価値を形成する具体的有用労働と、価値を形成する抽象的人間労働とに区別し、価値は抽象的人間労働それ自身のかたまりであり、具体的有用労働の形成物ではないから、生産物=使用価値とは別の存在であるとした。
 これを、労働価値説に基づく概念で、労働の二重性という。
・マルクスはスミスやリカードの労働価値説を発展させて剰余価値説をうちたて、これによって資本家による労働者の搾取を解明した。
搾取とは、階級社会において、生産手段の所有者が生産手段をもたない直接生産者から、その労働の成果を無償で取得すること。
資本主義社会では、資本家が労働者から剰余価値を取得する形を指す。
マルクスによれば、資本家は労働者が提供する労働力に対して賃金を支払い、支払った分を超える価値を生み出すよう労働させることによって、超過分を剰余価値として取得し、
この剰余価値が資本の利潤となるとした。
・利潤を増やすための最も単純な方策は,労働時間を延長することである。
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