身体測定
身長
測定方法
身長計を床に水平に置く
素足になって台上にのってもらう
立位で尺柱に ・殿部・背部・後頭部をつけ、両膝は伸展し、足先は30~40°に開く
頭頂部の毛髪を平らにするか中央で分ける。
頭部は、耳眼水平位にする
患者の頭頂部に横規を密着させ、測定者の眼と目盛りを水平にして目盛りを読み取る。
患者様の姿勢のチェックポイント
尺中に両踵、背中、殿部がついているか。
足は、30°~40°開いているか。
頭は後頭部が尺柱につき、耳眼が水平か。
腕は、自然に垂れ、大腿側面についているか。
肩の力が抜けているか
実施後の気づきなど
素足になって測定するのを忘れていた。
身長計によって身長が異なった
素足になるのを忘れていたことは、基本的なミスなので、今後、絶対にないようにしたい。
また、身長計によって若干、長さが異なったので、患者様を定期的に、身長を測定する場合、できるだけ同じものを使うようにしたいと思いました。それと、身長は、日差があるので、測定時刻を一定にすることに気をつけたいです。
体重
測定方法
体重計は、ストッパーをかけて床に水平に置く。
指針が0にあることを確認する。
測定前に排泄を促し、薄い下着一枚にするか、重量測定済みの診察衣に着替えさせる。
体重計の秤台中央にゆっくり立ってもらう。
指針が静止したら、測定者の眼と目盛りを水平にして目盛りを読み取る。
実施後の気づきなど
体重計の秤台の上に、ゆっくり立ってもらう様、説明が出来ていなかった。
また、足腰の弱いお年寄り等は、手を貸し、立ってもらうように実習の時は、したいと思った。あと、ほとんどの人が、下着一枚になるのは、恥ずかしいと思うので、できるだけ、重量測定済みの診療衣に着替えるようにしたいです。
体脂肪率
測定方法
水中体重秤量法
皮下脂肪厚法(キャリパー法)
超音波Bモード法
生体電気インピーダンス法
がある。
水中体重秤量法
ブロゼックの推定式
体脂肪率(%)= 457 ÷ 身体密度(※) - 414
(※)
身体密度 = 体重
―――――――――――――――――
体重-水中体重
――――――――――― - 残気量
測定時水温での水の密度
皮下脂肪厚(キャリパー)法
キャリパーを使って、2ヶ所の皮下脂肪厚を測定
・上腕背部
・肩甲骨下部
―――――――――――
皮下脂肪厚の合計(x)
長嶺と鈴木の式
身体密度=1.0897-0.00133X(成人女子)
ブロゼックの推定式
体脂肪率(%)=457÷身体密度-414
超音波Bモード法
高い精度で皮下脂肪組織の厚さを計測できる。
↓
身体に蓄積する体脂肪の80%は皮下組織に存在するため、皮下脂肪厚と身体密度との間に高い相関関係が認められる。
↓
身体密度を算出する推定方式
皮下脂肪厚と%Fatによる判定基準
性別 年齢階級
(歳) 軽度肥満 肥満 極度の肥満 皮脂圧
(mm) 体脂肪
(%) 皮脂厚
(mm) 体脂肪
(%) 皮脂厚
(mm) 体脂肪
(%)
男 6~8
9~11
12~14
15~18
成人 20
23
25
30
35 20
20
20
20
20 30
32
35
40
45 25
25
25
25
25 40
40
45
50
55 30
30
30
30
30
女 6~8
9~11
12~14
15~18
成人 25
3
身体測定
身長
測定方法
身長計を床に水平に置く
素足になって台上にのってもらう
立位で尺柱に ・殿部・背部・後頭部をつけ、両膝は伸展し、足先は30~40°に開く
頭頂部の毛髪を平らにするか中央で分ける。
頭部は、耳眼水平位にする
患者の頭頂部に横規を密着させ、測定者の眼と目盛りを水平にして目盛りを読み取る。
患者様の姿勢のチェックポイント
尺中に両踵、背中、殿部がついているか。
足は、30°~40°開いているか。
頭は後頭部が尺柱につき、耳眼が水平か。
腕は、自然に垂れ、大腿側面についているか。
肩の力が抜けているか
実施後の気づきなど
素足になって測定するのを忘れていた。
身長計によって身長が異なった
素足になるのを忘れていたことは、基本的なミスなので、今後、絶対にないようにしたい。
また、身長計によって若干、長さが異なったので、患者様を定期的に、身長を測定する場合、できるだけ同じものを使うようにしたいと思いました。それと、身長は、日差があるので、測定時刻を一定にすることに気をつけたいです。
体重
測定方法
体重計は、ストッパーをかけて床に水平に置く。
指針が0にあることを確認する...