デジタル画像は、縦横に規則正しく並んだ単色の細かい点(画素)の集合として表現される。画像を構成する点を画素、もしくはピクセルといい、縦横に並んだ画素の数の積で表される。画素数が多いほど、画像は精細で表現力が高いが、その分データ量も大きくなる。この精細の度合いを解像度と呼ぶ。
1つの画素は光の三原色を組合せてすべての色を表現している。現在、フルカラーといわれている画像では、赤、緑、青それぞれを256段階で表現している。したがって、1つの画素を表現するのに(8bit=1バイト)×3色=3バイトの情報量が必要である。
情報量の最小単位のことをビット(bit)といい、2進数の桁数のことである。情報量の単位は1KB(キロバイト)=1024 byte(バイト)、1MB=1024 KB、1GB=1024 MBである。1000倍されるのが普通であるが、コンピュータのデータでは2進数を用いるので、1024倍となっている。
1000メガピクセルデジカメの画像情報量は、画素数は1メガピクセル=100万ピクセル(100万画素)、1000メガ=1ギガピクセル=10億画素、フルカラー画像の場合、その情報量は×3=...