中間音の測定

閲覧数2,048
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    題目  中間音の測定
    問題
    音の高さを物理的に表示するには1秒間あたりの音圧の変動であるヘルツ(Hz)という単位が用いられる。2000Hzの音は1000Hzの音に比べて振動数が2倍であり、より高い音に聞こえる。しかし、主観的な音の高さ(mel)と物理的な音の高さ(Hz)には差があり、刺激の変化の大きさに対して感覚の変化の方が小さいため、物理的な音の高さが2倍になっても、主観的には低く感じられるとされている。そこで、実際に物理的な音の高さを変化させて、主観的な音の高さとどれだけの差が出るかを測定する実験を行った。
    目的
    高低2音の主観的中間音を測定し、物理的中間音との位置関係を検討する。
    方法
    刺激:コンピュータ内臓の音源から出力した音刺激を使用する。
    高音の標準刺激(S1) として2000HZ、低音の標準刺激(S2)として10
    00HZを設定する。
    変化刺激(SV)の変化幅は25HZとする。
    手続き:中間区分法で実施する。
    実験は以下の4系統行う。
    下降系列  刺激提示順:S1→SV→S2
    S1に明らかに近いところからSVの提示を開始し、順次25HZずつ下げて行く。
    上昇系列  刺激提...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。