データベース - 関係モデルについて

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    ・データベース
    データベースとは、種々の関連業務に利用できるように統合化された共有ファイル群のことである。
    従来のファイル管理・処理のシステム下では、システム設計はここの業務処理中心であり、使用されるデータファイルはその業務処理に専用のものであった。このことは、従来言語によるプログラミングでは、ファイルは個々のプログラミング内で定義されるので、プログラムとの結びつきはあっても、データファイル同士は基本的には独立であるという事情によるものであった。この方法にはファイル領域を浪費する、更新に時間がかかる、更新漏れによるデータ不一致の状態が起こりやすいという問題があった。
    この解決のために、今まで別々に独立して存在していたファイルを一つにまとめ、複数の関連業務間でデータの共有を図るのがデータベースの基本的な考え方である。
    データベース利用者はデータベース管理者、応用プログラマ、エンドユーザの次の三つに分類できる。
    データベース管理システム(DBMS: DataBase Management System)とは、データベースのアクセスと制御を統括しておこなうソフトウエアの集まりであり、利用者が...

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