医学一般1

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    資料紹介

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     『生活習慣病について述べよ。』
     Ⅰ日本人の死因原因の変化
    がん、脳血管疾患、高血圧、糖尿病、肥満、痛風などの生活習慣の改善が一次予防の重要な要素となる病気のことを生活習慣病と呼ぶ。がん・心臓病・脳血管疾患は死因の上位を占めている。第二次世界大戦後、日本人の死因の上位を占めていた結核や腸炎などの感染症は激減した。また同時に乳児死亡率も低下し、そのため日本人の平均寿命は飛躍的に伸び、世界的にも長寿国となった。
     これら感染症にかわって、がんや脳血管疾患・心臓病などによる死亡が増加し、現在の日本人の10人に6人はこれらの病気によって亡くなるというように疾病傾向は戦前と大きく異なってきている。これら疾患は成人になると発病することが多いことから成人病とも呼ばれてきたが、その発生原因は生活習慣によるところが大きいことから『生活習慣病』と呼ばれることになった。
    また、日本人の死因順位の変化としては、日本人の死因順位(1950年) 1位結核、2位脳血管疾患、3位肺炎・気管支炎
    日本人の死因順位(2005年) 1位悪性新生物、2位心臓疾患、3位脳血管疾患
     現在、日本人の6割は上記の疾患のどれかで死...

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