中学国語科模擬授業案 枕草子について

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    資料紹介

      国語科教科教育法A 模擬授業指導案
     
    一二〇四〇五三  小林由布子
    授業テーマ : 「古典を身近に読もう!」
    設定学年 : 中学二年生
    教材・使用目的 : 『枕草子』(第一段) 清少納言
    『桃尻語訳 枕草子(上)』 橋本治
    一年生で古典の導入(『竹取物語』)を学び、苦手意識が芽生えやすいこの時期に、興味をそそり、かつ理解しやすい教材で授業をすることにより、古典の身近さを体感させ「難しい・堅苦しい」等のステレオタイプを取り去る。
       四、 学習指導目標 :  ・ 古典に対する苦手意識を解く。
    ・ 桃尻訳で大意をつかみ警戒心が和らいだところで、古典的仮名遣いや語句、文法、本文へと自然にアプローチ。文章の詳細にまで理解が行き届くよう努める。
    ・ 最終的には各自で全体の口語訳・要約が出来るようにもっていき、作者の心情を探らせる。
    五、 全体を通しての留意点 : ・ 小さなことでも、常に褒めるのを忘れない。
           ・ 楽しいムード作りを心がけ、一方的な授業
                     にならないよう心がける。
                     
    学習指導計画案
    一 時 間 目 予  習 ② 展開
    その一
    (六分) ① 導入
    (十分) 時間 ・本文朗読
    ・感想を求める ・挨拶
    ・取り上げる作品、作者について説明 ・本文書き写し
    ・語句調べ 活動内容 ・「では読んでみましょう」
    生徒に一度読ませてから、教師がもう一度読む。
    教師は読む前に、文中の区切りの所にマーカー等
    で斜線を入れるように指示し、教師も区切りを意
    識して音読する。
    ・この時点での正直な感想を聞き、挙手させる。
    「意味わかる?わからない?」
    「どう?情景がイメージできた?しにくい?」 ・起立、礼、着席
    ・「今日から古典に入ります」
     
    ・作品『枕草子』
    清少納言の随筆集。作者が宮仕えしていたころに見聞きしたことや季節の感想、人生観などを折に触れ書き記したもの。簡潔な文章や適切な表現を通して、その知識の豊かさや光る才能が感じられる。
    ・作者 清少納言
     本名、生没年は未詳。平安時代中期の歌人清原元輔の娘。一条天皇の中宮定子に仕え、才女として知られるも、晩年は不遇な人生を送ったと伝えられている。 ・ノートを横向きにして、その上半分に本文を写させておく。その際、本文の両サイドに十分な行間を取っておくよう伝える。本文の左側には要注意の文法事項、右側には二時間分の授業を終えた後に復習の意を込めて口語訳を書かせる。
    ・ノートの下半分にわからない語句を抜き出し、辞書で調べておくように伝える。 指導内容詳細・指導する時の留意点
    一 時 間 目 ④ 展開
    その三
    (五分) ③ 展開
    その二
    (十分) ② 展開
    その一
    (続き)
    時間 ・今日の授業のテーマに触れる
    ・桃尻語訳のプリントを配布
    ・再度、感想を聞いてみる
    ・桃尻語訳について、プチ解説
    活動内容 ・「古典って聞いたり文章見たりするだけで、なんだか堅苦しくて難しそうなイメージ持ってしまいがちだけども、実はこんなに身近な題材を端的に述べているだけ。ただ、はじめに文法や語句などを覚えるのが少し大変なだけなんです」
    ・「それじゃ、今日はこんなちょっと変わったプリントを持ってきたので、読んでみましょうか!」
    ・配りながらリアクションを見る。
    (ざわめく?笑う?じっと読む?)
     全員に行き渡ったところで、生徒を指名して音読させる。(できればムードメーカー的な子どもに)
    ・「どう?さっきと比べて、何かちょっと印象変わった?」(「変わらない!」

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      国語科教科教育法A 模擬授業指導案
     
    一二〇四〇五三  小林由布子
    授業テーマ : 「古典を身近に読もう!」
    設定学年 : 中学二年生
    教材・使用目的 : 『枕草子』(第一段) 清少納言
    『桃尻語訳 枕草子(上)』 橋本治
    一年生で古典の導入(『竹取物語』)を学び、苦手意識が芽生えやすいこの時期に、興味をそそり、かつ理解しやすい教材で授業をすることにより、古典の身近さを体感させ「難しい・堅苦しい」等のステレオタイプを取り去る。
       四、 学習指導目標 :  ・ 古典に対する苦手意識を解く。
    ・ 桃尻訳で大意をつかみ警戒心が和らいだところで、古典的仮名遣いや語句、文法、本文へと自然にアプローチ。文章の詳細にまで理解が行き届くよう努める。
    ・ 最終的には各自で全体の口語訳・要約が出来るようにもっていき、作者の心情を探らせる。
    五、 全体を通しての留意点 : ・ 小さなことでも、常に褒めるのを忘れない。
           ・ 楽しいムード作りを心がけ、一方的な授業
                     にならないよう心がける。
                     
    学習指導計画案
    一 時 間 ...

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