日本の貿易自由化への道

閲覧数1,842
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    私は貿易自由化に反対である。しかし、ルールに基づく競争であれば反対はしない。
     その理由というものは、まず、最近になって特に大きく取り上げられ、注目されている輸入品(食品、農産品など)の安全性がかなり不確かなことに関係している。これは、昨年から特に牛肉におけるBSEの問題や、鶏肉における鳥インフルエンザなどの問題が発生して、その対応策として、輸入の制限や停止などの措置をとらなければならなくなった。このことから、特に日本国内で食品に対する不安が広がったといえる。もし貿易の自由化が進んでいったときに、今よりもさらに大量の食品が日本に入ってきて、私たちがそれらを口にする機会はより多くなってくるはずである。しかし、国外から入ってくるものは、国内産のものよりも不透明なことが多いといえる。今でもアメリカ産の牛肉の輸入はストップされている。これは、その生産にとどまらず、食品流通における管理体制というものが確立されていないことにより、何か問題が生じたときに、元々の問題の原点がわからない。この事件によってさらに食品への安全を求める声が日本国民から湧き出てきたことは言うまでもないだろう。日本における基準と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。