生徒指導進路指導の研究 小学校において教育相談をおこなう場合、どのような点に注意しなければならないか

閲覧数3,298
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『小学校において教育相談をおこなう場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ。』

    【はじめに】
     文部省の定義によると、不登校とは、「病気や経済的理由以外に子どもの心理的や社会的などの要因により、登校しないか登校できない状態をいう」とある。
     この定義における一番の特徴は、従来使われてきた「学校恐怖症」や「登校拒否」などのように、学校生活や家庭生活での強い不安や葛藤による情緒的混乱および主として学校生活に対する無気力による消極性による欠席だけでなく、非行や遊びによる学校逃避の欠席や進路変更をめざしての意図的・目的的な欠席なども含まれている。
     本稿では、児童期における特徴を並べながら、小学生の不登校おける教育相談のあり方を考察する。
    【児童期における特徴と不登校の要因】
     エリクソンは児童期(小学校入学頃から高学年頃)の課題として、「勤勉性」を

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『小学校において教育相談をおこなう場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ。』
    【はじめに】
     文部省の定義によると、不登校とは、「病気や経済的理由以外に子どもの心理的や社会的などの要因により、登校しないか登校できない状態をいう」とある。
     この定義における一番の特徴は、従来使われてきた「学校恐怖症」や「登校拒否」などのように、学校生活や家庭生活での強い不安や葛藤による情緒的混乱および主として学校生活に対する無気力による消極性による欠席だけでなく、非行や遊びによる学校逃避の欠席や進路変更をめざしての意図的・目的的な欠席なども含まれている。
     本稿では、児童期における特徴を並べながら、小学生の不登校おける教育相談のあり方を考察する。
    【児童期における特徴と不登校の要因】
     エリクソンは児童期(小学校入学頃から高学年頃)の課題として、「勤勉性」を身につけることだと述べている。勤勉性とは、社会生活を営む上で必要な言葉を操る技術や数学を駆使する技術、集団生活のルールなどを獲得するために必要なものである。このような現実に即した能力を身につけること...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。