連関資料 :: ジェンダーについて

資料:56件

  • ジェンダー
  • 1.「ジェンダー」と「性(セックス)」 はじめに、私が「ジェンダーと子ども」の授業を受け、課題レポートを作成する際に一番の疑問点であったのは「ジェンダーとは何か」「ジェンダーと性(セックス)とは何が違うのか」ということであった。 世界保健機関(WHO)の言葉を借りると、「性(セックス)」は『遺伝的・生理学的または生物学的に女性あるいは男性であるという指標』であり、一方で「ジェンダー」とは『社会によって決定される、性別役割と決定』ということである。また、アメリカ医師会では、「性(セックス)」は『雄性と雌性の生物学的特長』であり、「ジェンダー」は『セックス以上のものを含み、ある人の個人的、そして社会的地位の文化的指標である』と定義している。 これらから考えてみると、「ジェンダー」には社会という要素が必要不可欠だということに気づいた。つまり、人間にのみ使われるはずである。逆に「性(セックス)」は他の生物にも使われるはずだ。こうして考えてみると確かにウサギに対してジェンダーという言葉を使ったことはない。私は無意識の中で「ジェンダー」と「性(セックス)」という言葉を使い分けていたようである。また
  • レポート 社会学 ジェンダー 女性 差別
  • 550 販売中 2006/11/13
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  • ジェンダーについて
  • ジェンダーについての自分の考え 1.「ジェンダー」と「性(セックス)」 はじめに、私がこの講義を受け、課題レポートを作成する際に一番の疑問点であったのがジェンダーは人間にのみ使われている言葉なのだろうかということだ。  私は人間だけでなく、ほかの動物にも使われてもおかしくないのではないかと思う。例えばゴリラにもボスがいれば低地位で小さくなっているゴリラもいるし、ライオンだってオスとメスでは役割が違う。このように考えてみると社会というのは人間のみじゃなくほかの動物にもあるといえるだろう。だから、ジェンダーは生きている動物すべてにあるのだと私は思う。社会というと人間にのみ使われるとずっと思っていたが、ほかの動物の暮らしのことを考えていると人間だけじゃないのではないかと思うようになったのである。 講義を聴いていく中で私は無意識の中でジェンダーと性(セックス)という言葉を使い分けていたようであると気づいた。また、このことは他の人でも言えるはずである。もうジェンダーという言葉はもはや知識のある人しか知らないような特別な言葉ではないはずだ。それでは、女性の社会的地位とは何なのであろうか。 2.女性
  • ジェンダー 人間 男性 女性
  • 550 販売中 2009/01/19
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  • ジェンダー
  • 「社会的性別」(ジェンダー)の視点 人間には生まれついての生物学的性別(セックス/ SEX)がある。一方、社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた「男性像」、「女性像」があり、このような男性、女性の別を「社会的性別」「社会的性差」(ジェンダー/gender)という。「社会的性別」は、それ自体に良い、悪いの価値を含むものではなく、国際的にも使われている。  「社会的性別の視点」とは、「社会的性別」が性差別、性別による固定的役割分担、偏見等につながっている場合もあり、これらが社会的に作られたものであることを意識していこうとするものである。  このように、「社会的性別の視点」でとらえられる
  • ジェンダー フェミニズム 社会学
  • 550 販売中 2008/02/25
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  • ジェンダーとは
  • ジェンダーとは 1.文法における 性 (Grammatical gender)のこと。 2.生物学的性(Sex:the fact of being male or female)のこと。 3.社会科学の分野において、 生物学 的 性 に対する、「 社会 的・ 文化 的な性のありよう」として使われる場合がある。 4.社会学者の イヴァン・イリイチ の用語で、男女が相互に補完的分業をする本来的な人間関係のあり方。イリイチはその喪失を批判している。 先天的 ・ 身体 的・ 生物学 的性別を示すセックス(sex)に対する、 社会 的・ 文化 的性別のことを一般に日本ではジェンダーという(この場合の「ジェンダー」という用語それ自体には、良い悪いの価値判断を含むものではない)。 一方、欧米においては"gender"は、生物学的性の概念を含み、また文化的な差異とも異なるものとして認められる。 語源と用法 語源は ラテン語 のgenus(産む、種族、起源)である。共通の語源を持つ言葉としてgene( 遺伝子 )、genital(生殖の)、genre(ジャンル:仏語)などがある。「生まれついての種類」という意味から転じて、 性別 のことを指すようになった。 この生物学的性のイメージを基にして、20世紀初頭には、genderは フランス語 などにおける有性名詞の性による分類ないし分類クラスをさす文法的な用語として用いられるようになっていた。 1950年代より、一部の社会科学の分野においてgenderは生物学的性よりもむしろ社会的性の意味で用いられるようになった。しかし1970年代の時点では、genderとsexをどのような意味で用いるかについてコンセンサスは存在しなかった。たとえば1974年版の「Masculine/Feminine or Human」という フェミニスト の本においては、「生得的なgender」と「学習されたsex role」という現代とは逆の定義がみられている。しかし同著の1978年の版ではこの定義が逆転している。1980年までに、大半の フェミニスト はgenderは「社会・文化的に形成された性」を、sexは「生物学的な性」として使用するようになった。このように、社会科学の分野においてジェンダーという用語が社会・文化的性別のこととして用いられ始めたのは比較的最近のことであることが分かる。 しかし現在、英語圏では、genderは生物学的な性も社会的な性も指す単語として用いられる。前者の場合、単にsexの婉曲あるいは公的な表現として使用されていることになる。例えば、女子のスポーツ競技において、生まれつきの性別を確認するために 染色体 検査が行われることがあるが、これを指す用語として英語ではジェンダーベリフィケーション(gender verification)という用語を用いる。 複数の英英/英和辞書において"gender"は、第一に「言語学的性(文法上の性)」として、第2に、古くから使われてきた「生物学的性別(sex)」として記述されている(出典:ジーニアス英和辞典、Websterの辞書)。それらに続き、社会科学の分野において用いられる「社会的・文化的役割としての性」という意味の語として記述がなされることがある(出典: 英語版ウィキペディア )。「言語学的性」とは、例えば男性を代名詞でhe、女性をsheと分けて表記するようなことである。「生物学的性(sex)」とは、ロングマン現代英英辞典によれば、"the fact of being male or
  • 日本 英語 社会 経済 ジェンダー 女性 キリスト教 文化
  • 全体公開 2007/12/21
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  • ジェンダー
  • 「性差別と性の役割について述べよ。」 性別は、一般的に男性と女性に分けられ、生まれたときの身体的特徴で区別される。また、生物学的性別としてセックスと呼び、通常では変えられない性別である。 性差別とは、セックスにもとづいて、人間を不平等に扱うことである。 1789年フランスで起こった市民革命により、すべての人が社会的身分から解放され、社会は自由で平等な個人から成り立つとされた。しかし、実際は男性と女性は平等ではなく、女性は男性よりも劣った者として扱われていた。例えば、女性は生まれたときから男性に従う存在として考えられていることや、男性のみに参政権を与えられていたことなどである。このため、性差別は、「女性差別」の意味として使われるようになった。 そこで、すべての人間が平等であるなら、女性も平等に扱わなければならないという、フェミニズム運動が起こった。第一波フェミニズム運動は、1920年アメリカにおいて法律上の平等などを求め、「婦人参政権」を確立した。しかし、法律上の平等だけでは実質的な男女平等は実現せず、社会に根強く残る性別による家庭・育児責任などの相違が、男女の社会参加の相違を生み、結果
  • 990 販売中 2008/09/16
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  • ジェンダー
  • 「性差別と性の役割について述べよ。」 わたしたちが生活していく中で「男のくせに」とか「女のくせに」などと一度は言われたことがあるだろう。そしてそのことで、自分の本来持っている内なる力が見えなくなったり抑圧したりといった、様々な問題が生じている。その上自己への抑圧は、他者への偏見や先入観や圧力へとつながっていくこともあるのだ。また、女と男の「~らしさ」を比べてみると、そこに大きな『力関係』が存在することがである。「優しく見えてくるはず、依存的な女らしさ」と「強く、泣かない男らしさ」は対照的な性質を持ち、 おのずと社会の中の権力関係ができてくる。「寛容さ」「忍耐」「母性」を教え込まれる「女らしさ」は、時として自己犠牲や他者依存的な抑圧となり自尊感情が育たないまま、人権を侵害されるような場面でも自分が悪いのだと思い込み、 本当の自分を 生きることが出来なくなってしまったりすることがある。「強さ」を肯定的に教え込まれる「男らしさ」は、「強さ」「力」「暴力」を肯定的に捉えてしまい「権力」 への固執や「暴力的解決」へ依存してしまうようになったり、「優しすぎる」あまりに「男社会」の中で 偏見や差別を
  • ジェンダー論 性差別 性の役割
  • 660 販売中 2009/05/14
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  • 雇用とジェンダー
  • 第1 基礎理論 1 はじめに  昭和40年代から50年代にかけて、男女雇用差別訴訟の論点は、結婚退職制度、女子若年定年制、男女別定年制、女子のみを対象とした整理解雇基準などの雇用継続に関する差別の問題であった。しかし、定年・退職・解雇についての差別を明文で禁止する「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女性労働者の福祉の増進に関する法律」(以下、旧均等法という。)が昭和61年4月1日に施行されると、昭和60年代以降、賃金、昇進、昇格などの処遇に関する差別にその重点が移っている。  性別を理由とした処遇差別を主張しその救済を求める訴訟は、近年その数が増加している上、その立証に困難が伴い、差別が認められた場合の救済方法についても実務上見解が分かれていることから、現在の労働裁判における重要課題の一つである。  本レポートでは、昇進、昇格における差別的取扱いに焦点を絞り、実務上の問題点と裁判例について検討する。
  • レポート 差別 法律 判例 問題 労働 授業 平等 評価 女性学 雇用 ジェンダー
  • 770 販売中 2010/02/23
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  • 文字のジェンダー
  • 「文字のジェンダー」  日本は諸外国に比べて識字率の高い国である。日本の識字率は99.8%(男性99.9%、女性99.7%)であり(2002.UNESCO)、これは諸外国に比べてかなり高い数字である。この識字率の高さは今に始まったことではなく、昔からであることがいくつかの史料からうかがえる。特に女性にも文字の教育が行われていたというのは大変すばらしいことである。例えばルイス・フロイスの外国史料には われらにおいては、女性が文字を書く風習はあまり普及していない。日本の貴婦人においてはもしその心得がなければ、格が下がるとされる との記述がある。また、中世の一農村の「たまがき」という女性が書いた手紙も現存している。中世の一農村の女性が手紙を書けるほどに文字を書くことができたというのは非常に驚くべきことである。さらに江戸末期には 女ならひ教訓の書 上れきくより軽き下々までまず手ならふ事 女子は年もつもれば物縫わざを学ぶものなれば、 いとけなきより外のわざを置てまず習ふべし (略)習い給てや習ふべし めでたくかしこ という書も書かれている。現在でも世界の非識字人口の64%は女性である(2004.
  • 文字 女性学 ジェンダー 紀貫之 土佐日記
  • 550 販売中 2008/10/20
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  • ジェンダー
  • 性差別と性の役割について、あなたなりに論じなさい。  「男は仕事、女は家庭」  労働は人間にとって不可欠の活動である。人類は、その誕生以来、生産活動をはじめとするさまざまな労働をおこなうことで、自分たちの生活を支えてきた。といっても、労働は、単に生活を維持するためだけに営まれるわけではない。人間は労働を通じて、他者との社会関係を生みだすとともに、自分自身を表現し、新たなる自分の可能性を求めつづけてきたのである。つまり、労働は、人間は生存するためだけのものではなく、人間にとって自己実現の一つの重要な場なのである。このように重要な意味をもつ「労働」に関して、性に関わりなく、すべての人に平等な機会と待遇を保障することは、社会の公正かつ健全な発展の基礎といえよう。  ところが、ジェンダーという観点から労働について考察するとき、一つの大きな問題が浮かび上がってくる。現代社会においては、「男は仕事、女は家庭」というジェンダーによる労働の分業がまだまだ根強く残っていることである。とくに、女性たちは、家事・育児・介護といった人間の生活にとって必須の労働をその肩に負わされる一方、社会的な労働の場においては十分に自分たちの能力を発揮できない状況がつくられてきた。  他方、男性たちも、社会的な労働の場において、「仕事人間」としての役割にしばられることで、家庭生活や地域生活などでの活動の場を見失ってきた。その結果、男性たちは、生活の面での十分な能力を身につけることができず、また、家族や地域活動でのコミュニケーションの場を奪われ、多面的な人間としての可能性を狭めてきたともいえる。  現在、国際的にも重要な課題となっている男女共同参画社会の実現のためには、何よりもまず、このジェンダーによる分業の仕組みを組みかえる必要がある。  「世界の女性労働」  日本社会のみならず世界的にみても、女性と労働の関係は大差なく女性に差別的である。国連の一組織であるILOは、一九九四年に創立七五周年を迎えたが、ILO女性労働問題特別顧問マリア・アンジェリカ・ドウッチは、「世界の女性とILO」と題する講演のなかで、つぎのようにいっている。「二十世紀に入り、女性労働者は世界のあるゆるところで増加しており八億二八〇〇万人である。これは一五歳以上の女性人口の四一%に達する。女性はまぎれもなく、働きたいという意志と働く能力を持つようになった。しかし、女性と男性の間の機会均等と均等の待遇は、まだまだ達成されておれず、不均等のままである」と。  女性がたずさわっている仕事の特徴をみると、つぎのようにいえる。 ①農業や家事労働も含めて、女性の労働の多くは賃金として評価・換算されないものが多い。②男女で職種がわかれていて、女性の働いている職場は、賃金も必要とされる技術も低いサービス産業や製造業が多い。③男女の賃金格差が大きく、女性の賃金は男性の五〇~八〇%で、改善はあまりされていない。④女性はパートタイム労働が多く、働く女性の六五~九〇%がパートタイマーである。パートタイマーだけではなく、臨時。派遣や店を出して小売り、道端でものを売るなどの仕事が多く、男性に比べると収入の低い周辺労働が多い。これらは労働法規の保護の外におかれていて、労働協約や団結権・交渉権、社会保障が不十分である。ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの女性たちはインフォーマル・セクターで多く働いている。⑤女性はどこの地域でも、第一次的には主婦と母親で、経済活動に関わっていても二次的なものととらえられがちである。しかし、女性が一家の稼ぎを担っている世
  • 性差別 ジェンダー
  • 550 販売中 2007/12/20
  • 閲覧(32,565)
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