連関資料 :: 酢酸エチルの合成

資料:3件

  • 酢酸エチル合成
  • 目的 硫酸を触媒として用い、酢酸とエタノールから酢酸エチルを合成・精製する。ガスクロマトグラフィーにより、その収率を計算する。 操作 1) 酢酸エチルの合成 200 ml のナス形フラスコに漏斗を通してエタノール50 ml を入れ、ついで10 ml の濃硫酸を4 回に分けて加え、そのたびによく振り混ぜた。これに酢酸50 ml を加えた後、沸石を2 個入れて還流冷却器をつけ、マントルヒーターで加熱し、20 分間還流させた。 ヒーターの電源を切り、フラスコの外壁に水道水をかけて内容物を冷却した。 2) 酢酸エチルの分離 200 ml のビーカーに80 ml の飽和塩化ナトリウム水溶液を入れ、これにフラスコの内容物を注いだ。ガラス棒でよくかき混ぜてから沈殿の沈降を待ち、200 ml の分液漏斗に漏斗を通して上澄みだけを移し、静置した。2 層に分離した後、下層(水層)を捨てた。 分液漏斗中に残ったエステルに20%炭酸ナトリウム水溶液40 ml を加え、中和させた。 反応が落ち着いてきたら分液漏斗の栓をして逆さまにし、ガス抜きをこまめにしながら上下に振り、反応を完全に終了させた後、静置した。 下層を一旦ビーカーで受け、リトマス紙を用いてアルカリ性を示すことを確かめた後捨てた。エステル層に50%塩化カルシウム水溶液20 ml を加えて振り混ぜ、上と同じコックの開閉操作を行い、静置して下層を捨てた。 3) 酢酸エチルの精製 上層を100 ml の三角フラスコに分液漏斗の上の口から移し、粒状無水塩化カルシウムを約5g加えコルク栓をし、時々軽く振り混ぜながら約20 分間乾燥させた。これを漏斗 上のろ紙でこし分け、ろ液を100 ml のナス形フラスコに受けた。
  • レポート 理工学 酢酸エチル 収率 精製
  • 550 販売中 2006/02/02
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  • 酢酸エチル合成
  • 酢酸エチルの合成 <1.目的> 本実験の目的は、酢酸とエタノールから濃硫酸を触媒として、酢酸エチルを合成するこ とである。 CH 3COOH C 2H 5OH CH 3COOC 2H 5 O H 2 + + <2.実験と結果> ナス型フラスコ(200 ml)に酢酸 30 ml とエタノール 60 ml を入れ、撹拌しながら濃硫 酸 5 ml を徐々に加えたところ、発熱した。これにジムロート冷却器を取り付け、沸騰石を 3 粒加えて湯浴上で 30 分間還流させた。このとき反応が起こり、酢酸エチルが生成した。 生成し、蒸発した酢酸エチルが冷却器によって冷やされて、雫となりポタポタと落ちて いた。次に、これを放冷し、アダプター、温度計、リービッヒ冷却器を取り付けて、再び 沸騰石を 3 粒加えて蒸留した。蒸気となって留出がはじまったときの温度は 69.0 ℃で、最 終的には 71.6 ℃にまで上がった。ここで留出物をガスクロマトグラフィーにより調べたと ころ、酢酸エチル 66.654 % 、エタノール 28.003 % 、水 5.343 % であった。これを分液漏斗 に移し、5 % 炭
  • レポート 理工学 酢酸エチル 合成 エステル化
  • 550 販売中 2007/01/22
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