算数科教育法問題

閲覧数1,742
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    5.数学教育の現代化時代の算数科の教育内容について述べ、それをもとに2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の教育内容を考察せよ。5月午前 8月午前
    20世紀において「現代化」は、世界的にも広くおこなわれたものである。日本でも数学の系統性を重視した学習指導要領が告示され「現代化」した。日本の「現代化」は、欧米諸国がおこなったような新しい現代数学の内容を取り入れたものではなく、数学の系統性を以前より重視したものであった。
     1985年の学習指導要領では数学全体の配当時間数は以前とは変わっていないが、その内容は、

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    5.数学教育の現代化時代の算数科の教育内容について述べ、それをもとに2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の教育内容を考察せよ。5月午前 8月午前
    20世紀において「現代化」は、世界的にも広くおこなわれたものである。日本でも数学の系統性を重視した学習指導要領が告示され「現代化」した。日本の「現代化」は、欧米諸国がおこなったような新しい現代数学の内容を取り入れたものではなく、数学の系統性を以前より重視したものであった。
     1985年の学習指導要領では数学全体の配当時間数は以前とは変わっていないが、その内容は、旧来の算数の内容の間に、現代数学の内容、とりわけ集合論を中心としたものを断片的に差し込むようなものであった。
    次に2002年度に完全実施された算数科の学習指導要領をみてみたい。この学習指導要領の1番大きな特徴として、授業時間・内容の大幅な削減が挙げられる。また、子どもが活動の楽しさに気づくために、操作等を踏まえた子どもの主体的な学習場面を設定し、実際に生活に生かそうとする態度の育成を目指している。つまり「実際に使える力」の育成を目指しているのである。
    そして、算数で学習したこと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。