聖徳大学 教育社会学 第1課題第1設題

閲覧数1,487
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     いじめが現代の大きな社会問題だということは誰もが認めることであろう。しかし「誰のどういう行為をいじめとみなすのか」と問われた時、明確に答えられる人は少ないかもしれない。このレポートではいじめについてここから考察していきたい。
     文部科学省は平成19年にいじめ定義の見直しを図り、「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とした。またいじめ行為の継続性に加えて被害児童の立場に立って判断を行い、さらにいじめの発生件数を認知件数と改めてより積極的にいじめの実態把握に取り組もうという姿勢を打ち出した。
     いじめはどの国にも存在するが、統計調査を行う上ではその定義・調査対象者・回答方法など違いから結果にばらつき出てしまう。これを最小限にするため国立教育政策研究所「いじめの国際比較調査」ではいじめ被害の心理状態を説明した上でいじめと認定される行為を列挙し、それらに関する加害・被害経験をアメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国、日本にて調査を行った。その結果日本以外の4カ国では小学5年生の男女ともに「軽くぶつかる・たたく・け...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。