教育心理学 幼児の行動の分析

閲覧数1,956
ダウンロード数14
履歴確認

タグ

教育心理学

代表キーワード

心理学教育心理学

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

幼児の学習には、それぞれ理由や属する分野があり、根拠となる学習理論が必ずある。学習とは、練習の結果に生じる比較的永続的な行動の変容のことである。学習の理論には2つある。古典的条件づけと、道具的条件づけである。古典的条件づけとは、新しい刺激と反応の連合をもたらす学習のことである。そして、道具的条件づけとは、自発的に環境を刺激したり、操作したりして、強化を受け取ることによる学習のことである。
 古典的条件づけ、道具的条件づけの基本性質には、強化、消去と自発的回復、般化と文化、高次条件づけがある。
 他にも学習には、模倣、観察による学習の観察学習、洞察による学習の問題解決学習がある。
 ここで、幼児の学習の例として、「テレビによってダンスを覚える」という行動を分析してみよう。分析を行うために、まず、動機漬けを行う。動機づけとは、行動の原因となるもののことである。どんな学習にも、それが引き起こされる動機がなくては成立しない。これは、内的なものと、外的なものに分けられる。外的動機づけとは、他からの刺激、いわゆる、賞や罰などが学習の誘因となっており、学習の目的が、学習そのものよりも、その誘因の方に...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。