神奈川県の平成14年度年度末共同広報により、「歩道のバリアフリー化が進んでいると思いますか?」という調査が行われた。その結果、全国平均で「進んでいる」が17%「進んでいない」が70%であった。
現在では、公園や駅などのトイレに段差を無くしたり、建物内に手すりをつけたりと、地域の中にバリアフリー化が広まってきている。しかし、一歩町に出てみるとまだまだ段差は沢山あるし、車椅子用のスロープなどを設置している建物も少ない。
高齢社会となっている現在だが、なぜ日本はまだまだバリアフリー化が充分ではないのだろうか。
原因として、まず一つ目は、日本人の価値観が挙げられる。心身が健常でお金や物を生産で...