「体育実技を指導するものとしてぜひ備えておきたい考え方や資質について具体的に述べよ。」
平成10年度に改訂された体育科の学習指導要領の目標は心と体を一体としてとらえる指導である。心と体を一体としてとらえることによって、運動に親しむ資質や態度や楽しく明るい生活を営む態度の育成につながっていくのかを考えた場合、児童生徒が「今」持ち合わせている個々の資質、能力、態度、性格をよく理解した上での指導が重要である。心と体を一体としてとらえた指導方法について、また児童生徒が運動に意欲的に取り組み、楽しむには以下の指導方法が効果的である。
(1)人間の行動を理解する
運動に親しむ資質や能力、そして明るく楽...