精神医学 課題-1

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    資料紹介

    資料の原本内容

    知能とは何か。精神や認知と比較して述べよ。
     教育や福祉の領域で、精神遅滞が「知的障害」という用語に変更されるにいたった背景には、新しい障害観に基づく人権尊重の思想の歴史がある。
     一般的な用語や行政用語としての「痴呆」という用語は、侮蔑的な表現である上に、その実態を正確に表しておらず、早期発見・早期診断等の取組みの支障となっていることから、新たな用語として「認知症」が最も適当であると言われようになった。
    「精神と知能の違い」
     精神とは、認知・記憶・思考・理解・統合・整理・言語・情緒・生活自立・社会性など大脳の広範な機能を基盤とするのに対し、知能とは、純粋に知的な能力を意味し、認知・情緒・生活自立・社会性などは含まない。具体的・概念的である。
     「知能の定義、領域」
     ヤスパースは、「知能とは、判断力、思考力、本質的なものに対する勘であり、知識、 記憶とは区別されるべきものである」。
     ターマンは、「知能とは、抽象的思考力である。抽象思考とは、具体的、実際的場面から心理的に離れて思考することである。(空間的分離、時間的分離)」。
     シュテルンは、「知能とは、新しい状況に対する適応力である」。
    精神医学 課題-1
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