統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)をめぐる考察

閲覧数2,676
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)をめぐる考察
     1990年代初めにアメリカにおいて提唱された統合型マーケティング・コミュニケーション(以下、IMC)は、瞬く間に広告業界、企業のマーケティング戦略に取り入れられた。この言葉の定義としてはまだあいまいな部分を残してはいるが、大まかな概念として「企業(広告主)と、顧客をはじめとする利害関係者との長期的関係の構築のためのマーケティング・コミュニケーション手法のひとつ」と考えることができる。ここで「ひとつ」としたのは、IMCが現場において統合が満足に行われていないこと、そしてIMCと組み合わせることができるコミュニケーション手法があると考えるからである。ここでは、IMCについての概略を述べると同時に、問題点・改善点など考察、指摘していくこととする。
     ①IMCの概念
    IMCとは、それまで分離化していた販促活動、PR、CMなどのコミュニケーション活動を統合し、独自に情報を発信するのでなく、統合された情報を発信することにより、消費者に企業の情報・イメージを、わかりやすく説得力のある形で提供していくことである。またシュルツの定義によると...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。