資料:5件
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企業不祥事とCSR
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「はじめに」
今回この『あなたの気になる企業の不祥事を取り上げる』という課題に対して、迷うことなく2005年4月25日に起きてしまった「JR日本尼崎脱線事件」の張本人である法人『西日本旅客株式会社』を思い浮かべました。この課題に対して、今現在に企業と戦っている人やこれから戦わなければならない人へのエールを込め、間違っている企業には絶対に恐れず戦わなければならないのだという意気込みを兼ねて標題を選びました。あの事件が起こるまでの企業形態や企業の経営が目指していた所などを同じサービス業のアルバイトをしている18歳の目線からの不満や、現代または未来の企業への不信などを述べていきたいと思います。
概要
冒頭でも述べたように2005年4月25日にこの事件が起きました。9月6日時点では死者数が106人、負傷者が549人と悲惨な事件であります。カーブ前で平均速度を越えたスピードを出していて曲りきれずに脱線し、カーブ横のマンションに先頭車両ともども突っ込んでしまいました。車掌も死亡してしまい、記録が残ってなく事故の詳細がいまだ不明であるが、事件以前からもATSなどの安全性が確保されていなく、
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三菱自動車の不祥事から企業倫理を考える
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・企業の社歌的責任
2004頃からCSRという文字を新聞でよく目にする。Corporate Social responsibility(企業の社会的責任)という意味であるが企業の数々の不祥事を背景に日本でも注目を集めるようになってきた。企業の社会的責任といえば今までは多くの利益を出し政府に多くの税金を納めることが企業の目的とされてきたが、最近では利益のみを追求する会社では市場のみならず、社会から淘汰されていく。企業の社会的責任は近年の環境問題や人権問題などに配慮した企業の事業活動に対する企業の責任を意味するもので日本国内だけではなく、地球規模にまで発展してきている。
・三菱自動車の危機
リコール隠しを中心とする不祥事で三菱自動車は会社危機である。2004年12月中旬に発表するはずだった再建計画も1月に発表を延期しており、会社の中は慌ただしさがうかがえる。優秀な人材が会社を去っていくという実態もある。なぜ、あれだけの大きな会社がこのように、存続の危機を招くような事態を起こしてしまったのだろう。
他にも不祥事を起こして問題になっている会社が多々あるが、ジャパネット・タカタのように経営トップの適切かつ迅速な対応によって社会から評価を受けている会社もある。会社も人間の集まりであるから、失敗することはある。しかし、その後の対応が重要である。不祥事を起こしてもその後の対応によって会社に対する社会の目は大きく変わってくる。逆に不祥事の対応によって更によい会社であるとの評価を受ける場合もある。
先に、三菱自動車から優秀な社員が離れたということにふれたが、ではどうして会社を辞めるに至ったのだろうか。退職した社員によると一番の原因は社内風土であるようだ。三菱自動車の風土は一般論より三菱論を優先している。三菱に忠誠を誓う社員が一般では普通であっても三菱では優秀なのである。
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