連関資料 :: 環境

資料:499件

  • サケと環境
  • 1.風が吹けばサケが増える?  まず、始めにサケは寒冷なところを好む魚である、海水温のレジームシフト(ある気候の状態から別の気候の状態への急激な遷移)によってサケが増減を繰り返すことからもそう言える、レジームシフトは20世紀に3回、20-30年の間隔を空けて生じていることから,寒冷な状態は50年程度周期で来ると考えられている。寒冷な時期が来るたびにサケが増えているのだ。レジームシフトはサケ以外の魚にも大きな影響をおよぼす。  サケといえば川で生まれ、海にくだり川に戻ってくるという有名な習性がある、そのことについても少し述べておこう。サケはなぜわざわざ海にくだるのだろうか?簡単に言うと川の栄養だけでは足りないからだ、海のほうが栄養がたくさんある。それは北方ほどその傾向が強い、逆に暑いところでは川の方が富栄養である(アマゾン川を考えるといい、濁っているほどプランクトンなどたくさんいる証拠だ)。  さて、「風が吹けばサケがふえる」いったいどういうことだろう?直接は関係なさそうである、しかし地球規模の環境変動を考えると説明がつく。風が吹くことによって海流の動きに変化が現れそれによってプランクトンが増加し、その結果サケが増えるのである。 もう少し詳しく見ていこう、アラスカ湾でアリューシャン低気圧によって偏西風が強まるところから始まる、それによって亜寒帯海流の勢力が強くなる、亜寒帯海流が強くなれば、そこにつながっているアラスカ海流も強くなる、アラスカ海流はコリオリ(地球の自転によって起こる力、北半球なら右向き、南半球なら左向きに働く)によってエクマン流(海の表層を沿岸から沖合いに向かって流れる海水の流れ)を強める、それにより沿岸付近の湧昇流(底層から海面に向かって流れる海水の流れ)が強まる。
  • レポート 理工学 サケ学 生物資源 水産学 放流 環境
  • 550 販売中 2006/05/10
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  • 環境問題
  • 地球は、二酸化炭素やメタンなどの「温室効果ガス」によって、人間や動植物にとって住みやすい温度に保たれている。しかし、近年人間の活動が拡大して石油や石炭の消費が増大し、温室効果ガスが大気中に排出されているため、温室効果が強まった地球の温度が上昇する地球温暖化という現象が生じている。その結果、海水の膨張などによる海面の上昇や気候の急激変動により、農作物や生態系に大きな影響をもたらすと言われている。
  • レポート 農学 二酸化炭素 温室効果ガス 地球温暖化
  • 550 販売中 2006/04/05
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  • 環境汚染について
  • 1.宮崎県土呂久鉱山周辺地域のヒ素による環境汚染について  1920年ごろから「亜ヒ焼き窯」と呼ばれる前近代的な装置で硫ヒ鉄鉱を焼いて、農薬や毒ガスの原料となる亜ヒ酸の製造をはじめた。  そのため亜ヒ酸の微粒子を含んだ白煙が漂い、それを取り込んだ体は慢性的な気管支炎や、手足のしびれなどヒ素中毒の症状がでた。また、その焼き殻は川に捨てられ、ヒ素や重金属の混じった川が飲料水や農業用水として使われて、蜜蜂がいなくなる、椎茸が採れなくなる、植林が枯死するなどの被害が出た。  現在の土呂久では当時の爪痕を探すのは難しいが、土呂久鉱山で最大の坑道だった「大切坑」では、今もヒ素を含んだ坑内水が毎分7.5トンの勢いで土呂久川に流れ込んでいて、坑口近くのヒ素濃度は十年度平均値で国の環境基準(0.01ppm)の六倍近い0.054ppmとなっている。 2.トリクロロエチレンによる地下水汚染の解決策としての超臨界二酸化炭素の利用について  トリクロロエチレンとは、クロロホルムに似た臭気のある無色の液体で、不燃性で有害、難溶解性で有機溶媒とはたいてい混合し、人体に対する影響として中枢神経障害、肝臓・腎臓障害などが確認されている。  そのためトリクロロエチレンによる地下水汚染の解決策が考えられ、その1つとして超臨界二酸化炭素の利用がある。 超臨界二酸化炭素とは、超臨界状態の二酸化炭素であり、高密度二酸化炭素ともいう。超臨界状態は、ガスと液体の両方の性質を持っているため、密度は液体に近いので物質を溶解させることができ、熱伝導性は液体に近いが粘度は気体に近くさらさらしているなどの特性がある。また、拡散係数はガスにはおよばないものの液体よりは2桁大きく、ガスと混和して均一な層となる。
  • レポート 理工学 超臨界 環境ホルモン 環境汚染 バイオレメデーション 環境
  • 550 販売中 2006/01/21
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  • 環境倫理
  •  環境倫理とはどのようなものであるか。それは、オゾン層の破壊、地球温暖化などの地球環境問題をどのようにして食い止めるべきかという議論の中に、大きな位置を占めるものである。では、環境倫理とはそのような自然環境破壊に対して、われわれにとるべき行動を示すものであるかというとそうではない。自然環境破壊という現象によって、環境倫理という問題意識がより前面に出てきたのである。だから、環境倫理というときの環境には自然環境、つまり人間社会を取り巻く生態系だけでなく、人間社会の中の人間環境、例えば地域共同体や家族の崩壊などをも含んだ幅広いものである。  したがって、環境倫理は単に環境問題をどのように解決するかというレベルの議論に終始するものではない。自然環境破壊や人間環境破壊を引き起こした源泉は何か、というところにまで踏み込むものである。それは問題解決のための政策立案というレベルではなく、より大きなもの、例えば、文化や文明自体のあり方や我々の思考構造自体を問題視するのものである。  では、環境倫理の問題視するものはどのようなものなのか。多くの環境倫理の学説の中に見られるキーワードとして、「西洋近代的思考構造」というものがある。それを象徴するものは近代科学である。この近代科学の発達によって、我々は自然を操作することができるようになったのである。別の言葉で表現すれば、様々な性質の違いを捨象し、量に還元することで、世界を計算可能なものとすることである。これこそが近代的思考構造である。西洋近代思考構造とは近代科学の思考構造、つまり、実証主義的思考構造にほかならない。  そのような思考構造は合理的な、客観的な思考方法として社会科学や心理学など様々な学問に取り入れられていった。その結果、自然や人間などあらゆるものの質が奪い去られ、量へと還元されていった。
  • レポート 環境 倫理 人間
  • 550 販売中 2006/01/24
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  • 環境生理学
  • 【身体活動(エネルギー消費)と栄養】  身体活動とは広い意味では、生活の中で行う全ての活動のことである。私たちが生活・活動するためにはエネルギーが必要である。私たちは食べ物を摂取して、その摂取した食べ物の中の熱量源となる栄養素(熱量素)の多くが呼吸から取り込まれた酸素を使って酸化分解を行って、体内でエネルギーを作りだし、最終的に二酸化炭素と水を体外に排出する。  このようにして得られたエネルギーは活動や運動時はもちろん、じっとしているときにも使われている。また、食事を摂った後に食べたものを消化吸収して利用するためにもエネルギーが使われる。  エネルギーが必要な分だけ毎日の食事から供給されている時はATPとして過不足なく利用されるが、過剰に摂りすぎた熱量素となる栄養素は脂肪となって必要な時の予備として体内に貯蔵されることとなる。これが増えると当然肥満を招き、それに伴って生活習慣病と言われる糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風などの増加につながっていく。  逆に、必要となるエネルギー源としての食べ物が入ってこないと、まず肝臓や筋肉に貯えられたグリコーゲンをエネルギーとして利用する。それを使い果たすと体脂肪を燃やしてエネルギー源とするが、それも底が尽きると今度は体を構成している蛋白質(アミノ酸)を燃やして燃料とすることになり、こうなると筋肉や内臓の量まで減少させることになって、最終的には死にもつながる。
  • レポート 環境 生理学 運動
  • 550 販売中 2006/01/24
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  • 環境問題について
  •  近年、わが国だけの話だけではなく、地球規模で、人類が住むこの地球の環境を破壊してしまうという問題、つまり環境問題といわれるものが進行してしまっている。環境問題は、すべてと言っていいほど、人間自らの手によって起きてしまっているのである。環境問題として挙げられるのが、オゾン層の破壊や、温暖化、海面上昇、砂漠化などである。これらのオゾン層の破壊などの環境問題といわれるものが、人間の手によって起こったものなら、逆に人間の手によって、食い止めることは、可能なのではないだ~
  • レポート 環境問題 オゾン層 フロンガス 海面上昇 砂漠化 東京福祉大学
  • 550 販売中 2005/12/24
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  • 観光と環境
  • キーワード:自然公園制度 世界遺産条約 トラスト運動 エコツーリズム 持続可能な観光 1.自然環境保全の系譜 (1)自然環境保全の近年の動き:ストックホルム会議からリオ会議へ ・「ストックホルム会議」:1972年、「国連人間環境会議」、世界的な自然環境や野生生物の保護への動きの出発点。人間環境宣言。「国連環境計画」(UNEP)の創設。 ・「リオ会議」(地球サミット):1992年、「環境と開発に関する国連会議」、「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言」採択、 ・「持続可能な開発」(sustainable development):1980年、UNEP、国際自然保護連合(IUCN),世界野生生物基金(WWF)の3者が提唱。「リオ会議」の中心テーマとしてあげられる。 (2)保護地域を指定することによって自然を守る ◆自然公園制度 ・1873年 世界初の国立公園 イエローストーン ・日本「国立公園法成立」1931年     「自然公園法」1957年  目的:優れた自然の風景地を保護すると共に、その利用増進を図り、国民の保健・休養および教化に資する。  「国立公園」、「国定公園」、「群道府県立自然公園」 ◆世界遺産条約 ・1972年 ストックホルム会議で締結が勧告され、17回ユネスコ総会において採択され、1975年発効した。「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」
  • レポート 自然公園制度 世界遺産条約 トラスト運動
  • 1,650 販売中 2006/01/14
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  • 環境に対する取り組みについて
  • 現代の生産効率に対比して、環境重視の概念を重視する行動にエコ・スクールの在り方が注目を受けるようになって来ました。このエコ・スクールが生まれた要因には、一定の資源の投入に対して最大の生産を挙げようという生産効率が大きく関わっています。このような生産を行い続ける事によって、地球環境破壊に繋がってしまう、という事が懸念され始めてきたのです。そこで、今までのような持続的成長を目指すためには、最小の資源投入に対して最大の生産を挙げようという意識が重要視されるようになりました.
  • レポート 社会学 環境問題 エコ・スクール 生物保存 生態系 多様性
  • 550 販売中 2006/05/15
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  • 環境
  • 環境税を導入することは日本経済にとってプラスである                               1 環境税がなぜ必要か 地球温暖化が深刻さを増す今日において、環境への配慮が必要不可欠となっている。地球温暖化に対処するためには、私たちが車を利用したり電気を利用したりと、日常生活を送る上で発生する環境にかかる負担を経済システムに組み込み、二酸化炭素の排出量を削減する取り組みを推進していかなくてはならない。すでに多くの企業や市民による環境に配慮した取り組みが始まっている。二酸化炭素の排出に着目した環境税は、こうした取り組みをいっそう促し、環境への負荷の少ない社会経済システムを実現していくために有効的な手段であり、必要なものである。 2 環境税導入によって得られる効果 (1)価格インセンティブ(動機づけ)効果 化石燃料に課税することで、燃料を割高にし、省エネ機器への投資や買換えを国民に広く促すとともに、エネルギーの節約を促すという効果がある。価格効果によって、ランニングコストの差が大きくなれば、省エネ・新エネ機器は従来型機器より一層有利になる。 (2)財源効果  税収を温暖化対
  • 経済 企業 電気 社会 国際 エネルギー 政策 地球温暖化 環境税
  • 550 販売中 2009/07/06
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  • 環境会計について
  • 近年、企業を取り巻く環境は大きく変化し、特に企業をめぐる自然環境問題が大きくクローズアップされてきており、「環境経済」・「環境報告」・「環境会計」・「環境監査」などという新しい領域を形成しつつある。  環境会計とは、環境に関連する情報(例えば企業の環境に関する活動状況や環境に与えた影響など)を認識・測定し、それを外部や内部のステイクホルダー(官庁・マスコミ・投資家・金融機関・エコファンド運営会社・環境格付け機関・研究機関・NGO・取引先・地域住民など)に伝達するような一連の行為である。言語は”Environmental Accounting”であり、”Green Accounting”とも呼ばれている。  グレイ(R. Gray)の著書によると「社会報告(social reporting)というのは、組織の経済的活動が与える社会的・環境的影響について、社会内部における特定の利害関係者集団・社会全体に知らせるプロセスである。そのような社会報告は、とりわけ会社のような組織のアカウンタビリティを、資本所有者たる会社株主に財務諸表を提供するという伝統的役割を超えて拡張することを伴う。この意味での拡張は、会社が自社株主のために単に金儲けをすること以上に、より幅広い責任を有しているという仮定に基づいている。」とある。また、具体的にいうと、多田博之著『よくわかる環境会計』によると、「企業が環境保全のために投下した経営資源と、その効果をバランスさせて、計算を合わせるもの」もしくは「企業が環境保全に関する活動を記録・測定し、この情報を、適切な判断と意思決定ができるように、利害関係者に対して伝達する一連の手続き」と定義されている。
  • レポート 会計学 環境 会計
  • 550 販売中 2005/07/07
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  • 環境ホルモンについて
  • ― 概要 ―  最近、これまでに放出された化学物質のいくつかが、動物の整理・生殖機能に悪影響を与えていることが明らかになってきた。これら一連の物質は内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)と呼ばれており、魚などの生物の「メス化」を起こすと問題にされている。しかし、私たちが明日急にガンになったり、子供ができなくなるわけではないが、未知な部分も大く、経済を優先的に考えてきた我が国の環境行政は欧米に比べて出遅れたものとなっている。そこで、環境ホルモンについて調べようと思い、環境ホルモンの働き、その環境への影響や、対処法についてまとめてみた。 1.環境ホルモンとは  人間の体はおよそ60兆個の細胞でできている。神経系とホルモンはこれらの細胞が協調して働くよう、重要な指令伝達を行っている。ホルモンが作用するためには、標的細胞のレセプターに結合しなければならない。しかし、人工的に合成された化学物質の中には放出された環境中で、ホルモンと似たような働きをするものが存在することがわかってきた。それが環境ホルモンと呼ばれる化学物質である。  環境ホルモンの作用の例としてメダカのオス化について取り上げる。環境ホルモンにらされるとオスの血液中にもビテロジェニンが発生する。ビテロジェニンという遺伝子は、オスもメスも持っているが、本来は女性ホルモンにより調整されているので、メスしか作らない。環境ホルモンがあると、女性ホルモンと同様に受容体に結合して遺伝子に働きかけ、オスのメダカでもビテロジェニンを作る。これがメダカのメス化現象である。  このように作用原理がわかっているものもある。しかし、環境ホルモンは、他の有害物質のように急性毒性がある訳ではなく何年も経ってから発現することや、母親から子供に移行したり次世代に亙って影響することもあり、環境ホルモンの因果関係の解明は難しい。
  • レポート 環境 自然 環境ホルモン 環境アセスメント
  • 550 販売中 2005/11/22
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