資料:11件
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言語発達学2
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胎三九週で2800グラムで生まれる。定頸、這行、初歩などの初期発達は早めで問題は感じられなかった。
1歳前、母がいなくても不安な様子がない。いつも目が離せないほどに走り回る姿がある。
1歳過ぎても発語がない。
1歳6ヶ月検診で言葉の遅れ、遊びの少なさ、マイペースさが認められることが指摘され経過観察となる。
2歳、保健師より意思の疎通性の弱さを指摘され発達相談に来談。友だちとの遊びの輪に参加せず、気が向いたときに追いかけまわすという友だちとの遊びの問題を母親は主訴。新版K式発達検査の結果はCA二:0、全領域DQ六0、認知・適応DQ七0、言語、社会DQ五五。全般的な発達の遅れが認められ対人関係の弱さが心配される。親子教室に参加。同年齢の他児への関心が見られない。リズム遊びの中で身振りの模倣はしない。母親とのスキンシップ遊びの時間にはあまり参加しない。
2歳3ヶ月の発達相談、発達検査ではCA二:三、全領域DQ七五、認知・適応DQ八八、言語・社会DQ七〇。改善、発達が見られるが言語面と認知面の偏りが大きく、指差しが認められず、意思表示の言葉が少ない事、対人的な関心が低いこと、特定のおもちゃ(電車)への興味が偏り、遊びがなかなか広がらない。自閉傾向が心配され療育施設に週2日通うことになった。理由なく自分より小さい子どもを突き飛ばす姿がある。
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レポート
心理学
言語
発達
事例検討
遅れ
偏り
- 550 販売中 2006/02/02
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幼児の言語の発達を豊かにするための方策について
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言語を獲得する事は、人間として生きていくための重要な課題である。その機能は、①コミュニケーションの手段としての機能、②認知の手段としての言葉、③行動をコントロールする手段としての言葉、④自己表現の手段としての言葉の4つに分類される。また、自我の形成にも言葉は中心的な役割を果たしている。そのため、言葉を獲得する過程において、発達の全ての面に影響する大きな成長を遂げるのである。
<言語を育てる人的環境>
幼児期という最も重要な時期において、その一日一日を意味のあるものにするには、よい環境作りが大切である。中でも、影響が大きいのは、母親と保育者である。日常生活の世話をしながらの、温かく絶え間ない応答が言葉の習得の源泉となっているのだ。また、大人同士の会話、保育者と親との会話などは、子どもにイメージを形成させ、思考力を育てていくとともに、一番身近な言葉の手本となる。その手本は、子どもの言語を習得していく土台となるものなので、正しく丁寧なものであるべきである。幼児に関わる身近な大人は、自分が言語環境そのものであるという事をよく理解しておかなければならない。
<言語の発達を支える条件>
言
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心理学
発達
言語
幼児
保育内容
5領域
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