マジックTeeとEHチューナについて調べた。
(i)マジックTee
開口a,b,cで形成されるH面分岐(H-plane tee)と開口a,b,dで形成されるE面分岐(E-Plane tee)とを有するマジックTeeには、図中鎖線で示す対称性がある。
開口a,bからの入射波は、開口cでは振幅と位相が同じで、開口dでは同一振幅、逆位相であり、開口a,bでの反射波の振幅は同じである。また、開口cよりdの間には結合がないから、透過波は存在しない。
図1.7 マジックTee
応用例として、例えば、開口a,bにそれぞれ反射係数 の未知負荷および の既知負荷を開口c,dにそれぞれ発信器および検波器を接続する...