私は方言が大好きである。それは方言にはさまざまな不思議な一面、魅力があると思うからだ。そういったことをこれから紹介していきたい。
まず、不思議な一面を書きたいと思う。まず一つめは石川にいるときの自分の言葉と、福島にいるときの言葉が微妙に違っていると思ったことだ。私は福島県出身である。地元に帰ったときによく集まる友達は全員、東日本の大学に進学した。私だけ遠い金沢という西日本の大学に進学したわけだが、夏休みに帰ったとき友達に、
「全然、なまり変わってないね。もう金沢なまりになっていると思ってた。」
と、言われたことがある。自分ではもう偽金沢なまりになっているのかと思いきやこの言葉である。不思議に思...