連関資料 :: 心理学
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心理学 研究法
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心理学の実験のうち、観察法と実験法について述べよ。
Ⅰ観察法
観察法は、様々な状況下で起こる人間や動物のありのままの行動を対象としており、現在生じている行動を記録し、分析し、何らかの規則性を見出すことを目標にしている。心理学における観察法の主流は、児童心理学からきており、自然の状況をそのまま観察することもあれば、実験的に状況を操作して観察する場合もある。多くの場合、仮説生成的な研究で使われる。観察法は実験法とは違い、観察対象への働きかけが少なく、日常の自然な状況で起こる行動を、そのまま手を加えることなく記録することができる。しかし、プライベートな行動の場合は、第三者の前では行動自体変化してしまうので、観察は難しい。また、記録するデータは、少なからず観察者の主観に頼る部分があるので、完全なデータの収集も不可能に近い。しかし最近はコンピュータ機器の普及により、細かくデータをとることも可能となった。観察法には様々な手法があり、自分が研究したい分野によって、手法を選択しなければならない。以下ではその代表として、参加観察法、自然観察法がある。
⑴自然観察法
自然観察法では、被観察者の行動を妨げることなく、自然に起きるままを記録し、「記録者は壁であれ」と言われる様に、被観察者が観察者の存在に気がついて、自然な行動を抑制したり不自然な行動を示したりしては、自然観察の目的に反する。したがって、言語によるコミュニケーション(言語を含めて)は、研究の対象とし記録される。言語を用いないという点は、子供や傷害を持つ人々の行動や障害をもつ人々の行動研究において他にない利点となる。
自然観察法では,2つの条件を考える必要がある。何を、いつ観察するかという問題である。第一に、どんな現象を調べるのか、研究対象をはっきりさせる。その現象が起こっているのかいないのか、判断の基準を操作的に定義しておかないと、記録が不正確になる。例えば、子供の攻撃行動を記録するために、ぶつまねだけで相手に接触してない場合を含めるかどうか、接触をしても相手が何の反応もしない場合はどうか、真似だけなのに、相手が反撃に出た場合はどうかなどと、あらかじめ基準を設定しておく必要がある。第二は、時間標本の問題である。これは、労力と無駄を省くためにあらかじめ時刻を設定して、その時間間隔のなかで起こった行動を記録する方法である。これは、行動の生起回数を数え、持続時間を記録するなどして、その行動の数量化をはかろうとするものである。例えば、毎月第二週の7日間、毎日午前10時30分から30分間の行動観察を一年間反復して、所定のカテゴリーに属する行動の生起回数や持続時間などを集計し、何らかの規則性を見出すことなどが挙げられる。
⑵.参加観察法
参加観察法は文化人類学や社会学で広く用いられており、「調査者(観察者)自身が、調査(観察)対象となっている集団の生活に参加し、その一員としての役割を演じながら、そこに生起する事象を多角的に、長期にわたり観察する方法」(三隅・安部,1974)と定義されている。フィールドで自分も調査対象となる集団員と同じような経験をすることから得られる直接的な生のデータや一次資料が、他の方法では得られない貴重なデータとなるのである。
参加観察法の特徴;参加観察法の特徴は、フィールドの外から観察するだけでは分かりにくい現象の詳細に立ち入って調査することである。参加観察の対象となるのは何らかの構成員によって形成された集団であることが多い。観察の対象は「人+状況」である。調査者は、その集団の中に自ら出向いてい
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心理学の実験
観察法
実験法
東京福祉大
レポート
550 販売中 2008/01/08
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心理学 パブロフの条件
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パブロフの条件反射とは、ロシアの生理学者のパブロフI.P.が発見した生理的現象である。パブロフは、ロシアの陸軍医学校で消化器官の内分泌活動の研究をしていた。そこで彼は、犬の生態の生理を観察するために、小胃法という胃の一部分を摘んで食物が中に入ってこない小さな胃を手術によって作り、食物を食べたときに小胃の中で消化液がどのように排出されるかを体外から観察できるようにしたり、口の中に開いている唾液腺を手術により体外の顎に出し、食物と唾液量の関係を測定する方法を開発した。彼は「生理的なものと心理学的なもの、客観的なものと主観的なものとが実際にとけあうような、また自分の意識と肉体との間にあって人を苦しめる矛盾なり対立なりが科学により事実上解決され、あるいは消失してしまうような、人間の思考における重要な段階が近づいている、ということを確信している」といい、条件を通して人間を理解しようとした。
パブロフの条件反射を説明すると、口の中の唾液腺を顎に出す手術をした犬を、唾液量を精密に測定できる条件反射の実験装置に固定し、音楽で使用するメトロノームの音を1秒に一回、30秒間聞かせてから餌を与える、という
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パブロフ
550 販売中 2008/01/28
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教育心理学1
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『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。』
象徴機能とは、実際に存在しない物を、異なるもので代表させることを示す。意味するものと意味されるものを区別すること、今そこに知覚している物を手がかりにして、そこにない物を思い浮かべ反応することが可能になることである。これは、意味付けをした模倣で表現するということでもある。そのためには、模倣・再現する力である表象能力が必要となる。
では、子どもの発達段階ごとに、その発達をみていく。
まず、乳児期では、特定の人との愛着関係がしっかり形成されることで、認識能力や社会性が発達する。親からの温かい受け入れ、配慮ある働きかけをともなった応答的なコミュニケーションの積み重ねが、子どもの成長する力を育むのである。
乳児期の終わりころ、子どもは身ぶりを使うようになる。最初は、驚きなど自分の感情の表出として現れる。しかし、それに対しておとなから応答を得る経験を重ねていくと、伝達の道具としても機能し始める。たとえば、指差しは、人とのやりとりを楽しんだり、自分ができないことを
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レポート
教育心理学
象徴機能
550 販売中 2008/11/13
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教育心理学2
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『適応・不適応の心理的機制、またそれらからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。』
人は、さまざまな環境に対し、反応して生活を営んでいる。その環境は、時々刻々変化しているので、人が生きていくためには、その環境と状況に応じた行動をとらなければならない。このように、主体としての個人が、その欲求を満足させようとして、環境の諸条件と調和するためにとる行動や態度の調整を「適応」と呼ぶ。本来、「適応」ということばは生物学で使われるが、この場合は環境への能動的な働きかけがないという意味で、受動的な「順応」、「調節」ということばでいい表わされることもある。この「順応」の段階である生物的適応も、人間には必要である。しかし、それ以上に社会的環境に対しての心理的・文化的「適応」がより重要となる。人間は適応するために、いろいろな欲求を充足させようとして目標を定めたり、課題を処理したり、学習や訓練を受けたり、さらには環境そのものを変化させようと試みるなど、自らの行動を調整するのである。
こうした行動の背後には、必ずその行動を起こす原因がある。「動機」によって人間や動物が「目標」に向かって、ある種の行動に駆り
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レポート
教育心理学
適応・不適応の心理的機制
A判定
550 販売中 2008/11/13
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児童心理学1
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児童心理学
『乳・幼児期における愛着と自立について』
愛着とは、1958年にボウルビィが提唱した概念である。母親を追い求め、母親にしがみつくといった行動をするなどといった特定の対象に接近・接触を求める傾向のことであり、子どもと養育者との間に形成される強い情緒的な結びつきのことである。
1958年以前、愛着は依存という概念で説明されていた。依存は、否定的な意味を持ち、生まれてすぐが最大で、その後次第に減少していくもので、愛着は依存とは異なり、生涯にわたって永遠に持続すると考えられている。安定した愛着は、乳児期や幼児期初期の親子間のやりとりの経験の中で作られていく。愛着というのは、親子間で形成
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児童心理学
エインズ・ワース
ボウルビィ
愛着
550 販売中 2008/02/18
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教育心理学2
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子どもの「不適応行動」について述べよ。
適応行動とは、もともと進化論において生体がその存在そのものを保つのに有効であるような構造または行動の変化を意味していた。今日では、生体が環境から要請される行動を行い、不要な行動を除去して環境との間で調和し適合した状態を作り出すことをいう。
人間の場合には、家族や学校などにおける人間関係、文化、制度などへの適応が重要課題となり、そのための行動能力の発達が求められる。
環境の変化に応じてみずからの行動を調節する、課題を解決する、欲求や緊張を解消するなどの行動が適応にかかわるが、人間における適応行動には、受身的なものだけでなく環境に主体的・積極的に働きかけてこれを変革し、それを通じてより高いレベルでの適応を達成する行動が認められる。そのような行動能力の形成は広義の教育の力に待つところが大きいといえる。
不適応行動とは、生体が環境との間で調和し適合した状態になれないことを不適応といい、それが行動レベルで表現されたものを不適応行動という。
子どもの不適応行動には多種類ある。食事、排泄、睡眠など生活行為に関するもの、学習・学力の遅滞や低下にかかわ
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環境
子ども
教師
心理
発達
学校
家族
行動
家庭
問題
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新しくなった
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