平成17年度に行った、小学校3学年の教育実習での指導案です。実際に行なった授業ですので、これから指導案を書き始める方はこれくらいなら通用するのか、という目安にでもしていただけたら。
ごみ処理の単元ですので、外せないところだと思います。
第3学年○学級 社会科学習指導案
1 日時 平成○○年10月12日(水) 第3時限 3年○学級教室
2 単元 みつめよう!ごみとくらしを支える人たち
3 単元について
(1)児童観
3年○学級には「Tはマラソンめちゃくちゃ速いよ」といえるKや、Yが指編みをしているところをじっとみながら「すごいね!」と驚くRAのように相手の良いところを素直に認められる子がいる。しかしその一方で、運動会で5・6年生の組体操を見ていたときに、子どもたちから「あそこの一番下、動いているよ、かっこ悪い」「やるならうえのほうがいいし」と、目立つ部分でしか相手を認めることができない声が多く聞かれた。そこで、たとえ目立たなくても、人のために活動することがどんなに難しく、また価値のあることなのかを知り、自らが率先して仲間のために活動できるような子供になってほしいと願い、教材を模索した。
そんな中、教室に落ちているたくさんのごみを休み時間に進んで片づけることができるTや、清掃時に他の子がふざけあっていても、ひとり黙々と机を運ぶことができるRBなど、目立たない所でも一生懸命活動する子どもたちの姿が見られ...