ザリガニのレポート
・ザリガニのえら呼吸について
今回の実験ではザリガニを解剖し、外殻を取り除き、内部の構造を詳しく観察した。
黒緑色の藻にはばまれて殻を取り除くときもどこまでピンセットを入れていいのかとまどい、また内臓とえらの違いにも最初気付かなかったほどであった。
ザリガニはえら呼吸である。
しかし長時間水からでて外で動くこともできる。
その理由が今回の解剖で明らかになった。
ザリガニのえらはたくさんの藻のようなものでおおわれ、えら自身も水分をよく含むことのできる構造になっていた。
えらをよく観察すると、鳥の羽根のように一枚がさらにたくさんの繊維状のものからできていた。
これらの構造からザリガニは水をとりこみ水中に含まれる酸素をえらで取り込む。そして外ではえらに十分の水を含ませた状態で、空中の酸素を取り込む。
水中の酸素が少なくなったときに丘にあがることや、冬眠で砂に潜っていたとき、水が引いたときに砂から姿を現すできる構造からだと推測できる。
感想
カエルの解剖の時よりやりやすかった。食道の構造を頭から肛門まで一続きでとれた時はうれしかった。
筋肉や神経が白濁職でわかりづらかった。