肝臓中のグリコーゲンの定量

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    肝臓中のグリコーゲンの定量
    目的 糖の簡便な定量法を行って、清涼飲料水中の糖分を定量する。
    説明 グリコーゲンは、動物体内に貯蔵される多糖類で、肝臓、筋肉、解のカキなどに多く含まれる。構造的にはアミロペクチンに似ているが、アミロペクチンよりもα-1,6グリコシド結合の分枝構造が多く、枝の長さは短い。
       肝臓中のグリコーゲン含有量は、食肉としてのレバー中の成分のみならず、生体中のエネルギー代謝の状態を示す指標になる。そのため、栄養学上は動物実験によく用いられる。肝臓中のグリコーゲンは、強アルカリとともに加熱することにより、組織から抽出でき、エタノールを加えると沈殿した。こんかいは単離グリコーゲンをフェノール硫酸法で定量した。
    準備 濃硫酸、5%フェノール、糖標準液、試験管、試験管立て、1mLメスピペット、5mLホールピペット、100mLメスフラスコ、5mLメスピペット、分光光度計、グラフ用紙、30%水酸化カリウム、飽和硫酸ナトリウム溶液、エタノール、目盛付き遠心管、レバー(鶏レバー、豚レバー、カキ)
    実験操作
      目盛付き遠心管に1.5gのレバーをはかり取り、重量を正確に記録した。
    ...

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