NHKエントリーシート原稿
少年犯罪の実名報道の「お断り」でNHKは①凶悪で重大な犯罪で社会的関心が高く②社会復帰して更生の可能性が事実上なくなったことを挙げるが、①は死刑確定判決に関係なく事件直後から存在していた事実であるし、②は社会復帰することが更生する唯一の道であるかのような考えが見え隠れする。もちろん報道機関として憲法21条1項の表現の自由が原則であり、少年法61条の遵守ではなく、あくまで「少年法の趣旨に沿って」ということになるのであろうが、毎回一辺倒の「お断り」を出すのではなく、公共放送機関としてまた知る権利に応える権力監視機関として具体的事件を考慮した思慮深い「お断り」を考える必要があると思う。
①意外と体力がある:東京から長崎まで鈍行列車で旅をし、インターネットカフェで夜を過ごしたり、2月の深夜に寒空の下で10時間の行列に並んだこともあり、根気もある方だと思う。
②調査をすることが好きである:大学のゼミでは「府中市の暗闇祭りの社会調査」「被爆者の聞き取り調査」「犯罪被害者の報道被害」について学んだが、どれも事前に資料を集め分類検討し、当事者にアポイントをとって直接会ってお...