病院の現状
○現在の状況
病院の入院ベッドは大きく2種類に分かれています。「一般病床」と「療養病床」です。「療養病床」とは慢性病の患者のための長期入院用ベッドで状態が悪化しないように療養することが目的です。現在、全国に療養病床は38万人分、一般病床は105万人分存在しています。その療養病床は医療保険を使い入院するベッド(25万人分)と介護保険を使い入院するベッド(13万人分)に分かれています。
○療養病床の削減への経緯
昨年2005年の医療給付費は27兆円でした。しかし20年後の医療給付費は58兆円にまで費用が達するものと見られています。このような医療給付費の増加の原因は、年をとって体が弱り一...