R0113日本語学概論 第1設題  合格 A判定 2016年度対応

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    資料紹介

    2016年度も同じ設題です。
    『「仮名づかい」について述べよ』
    テキストを的確にまとめました。
    本論分の構成
     「仮名遣い」には定家仮名遣い・契沖仮名遣い・現代仮名遣いの3つの種類がある。本論文では、仮名遣いについて総論を述べた後、定家仮名遣い・契沖仮名遣い・現代仮名遣いについて各々述べ、問題点について述べる。
    第1章 仮名遣い
     仮名遣いとは、国語を仮名で書き表す場合に、どんな仮名を用いるかについての決まりである。平仮名・片仮名

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    『「仮名づかい」について述べよ』

    本論分の構成

     「仮名遣い」には定家仮名遣い・契沖仮名遣い・現代仮名遣いの3つの種類がある。本論文では、仮名遣いについて総論を述べた後、定家仮名遣い・契沖仮名遣い・現代仮名遣いについて各々述べ、問題点について述べる。
    第1章 仮名遣い

     仮名遣いとは、国語を仮名で書き表す場合に、どんな仮名を用いるかについての決まりである。平仮名・片仮名が用いられ始めた頃は、1つの音節に対して1つの仮名が対応していたため、仮名遣いの問題が起こらなかった。しかし、平安時代中期以降に、音韻が変化して区別のあった一部の音が同音となったため、一部の音の仮名表記には2種類以上の仮名が使用されるようになり、区別して書き表すことが困難になった。鎌倉時代初期になるとその混同がさらに激しくなった。

     語をかなで書き表わす場合に、その語にどのかなをあてて書くかを定めたものがかなづかいである。

    一文字一文字に意味がある漢字は表意文字である。また、中国から伝わってきた漢字を元にして日本で作られた平仮名や片仮名は、文字そのものには意味がなく、音だけを表す表音文字である。日本語とは、表意...

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