《絞扼性末梢神経障害》

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    資料紹介

    絞扼性末梢神経障害についての概要をまとめたもの

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    絞扼性末梢神経障害 整形外科学第2版pp448‐458 製作者:
    【病態・原因】
     四肢の末梢神経は,関節の近傍や骨に接して走行する際,骨,靭帯,筋・腱,腱膜などにより形成される線維性あるいは骨・靭帯性トンネルを通過することが多い.このような部位で,神経は方向転換したり神経の可動性が変化したりするので,慢性の機械的刺激を受けやすい.このような部位をentrapment point と呼ぶ.これらの解剖学的要因に外傷,炎症,腫瘍,代謝性・内分泌性疾患などが加わると,トンネルはさらに狭くなり,神経に圧迫,絞扼,伸展などの外力が加わって神経幹内循環障害をきたし,神経刺激伝導障害を招き,神経麻痺や神経炎を起こしてくる.このような神経障害を絞扼性末梢神経障害entrapment neuropathy と総称する.
    上肢における絞扼性神経障害
    方形腔症候群,肩甲上神経麻痺,肘部管症候群,円回内筋症候群,前骨間神経麻痺(症候群),後骨間神経症候群(橈骨神経深支麻痺),手根管症候群,尺骨管症候群(Guyon 管症候群),など
    下肢における絞扼性神経障害
    知(感)覚異常性大腿痛,足根管症候群,Mort...

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