「福祉専門職の援助的態度について述べなさい。」
福祉専門職に求められる援助的態度には、さまざまな原則があるが、本レポートでは、自己覚知とバイステックの7つの原則について述べたい。
〈自己覚知の必要性について〉
福祉専門職に求められる原則の1つに「自己覚知」がある。自己覚知とは、援助者が自己の価値観や感情などについて理解しておくことであり、援助者に共通して求められる。自己覚知は、援助者としての自らの専門性の維持、向上のために、また、クライアントとの援助関係構築のためにも必要不可欠である。
〈バイステックの7つの原則について〉
①個別化の原則(クライアントを個人としてとらえる)
クライアントが...