Z1102 教育原論1第1設題

閲覧数1,276
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ハヴィガーストの発達課題について述べよ。
    アメリカの教育学者ハヴィガースト(Robert James Havighurst, 1900年 - 1991年)は、人間行動の多くは成熟よりも学習によるものであり、各年齢の発達段階で個人が達成すべき課題があるとし、これを発達課題と名づけた。この課題達成の成功は、幸福やその後の課題の達成をもたらし、失敗は不幸や社会的否認、その後の課題の失敗をもたらすとした。
    これらの課題は、①身体的成熟、②社会の文化的圧力、③人格や自我を形成する個人的価値や抱負、④個人的動機や価値から生じ、ほとんどの場合は、これらの相互作用から生じるとしている。また発達課題は、幼児期から老年期に至る生涯に渡って設定され、学術的には生物学的基礎、心理学的基礎、文化的基礎についても述べられ、著書の中では課題の達成を援助する教育との関連が言及されている。
    ここでは「幼児期」「児童期」「青年期」「壮年期」「老年期」と段階を分け、それぞれで取り上げられている課題に注目して述べていくものとする。年齢段階に対しての発達課題の数は、課題の生じてくる生物・社会的な特質と、観察者の立場からの分析が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。