S0527 学校教育課程論

閲覧数742
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい』

    教育課程の編成や教育方針は、社会の変化とともに変遷してきている。現在、教育課程の国としての基準になるものが学習指導要領であり、教師の指導内容、用いられる教科書、評価もそれに準拠しなければならない。しかし、指導要領がもつ基準性や編成原理は、戦後教育改革の流れの中で大きく変化してきた。

    タグ

    代表キーワード

    学校教育課程論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい』
    教育課程の編成や教育方針は、社会の変化とともに変遷してきている。現在、教育課程の国としての基準になるものが学習指導要領であり、教師の指導内容、用いられる教科書、評価もそれに準拠しなければならない。しかし、指導要領がもつ基準性や編成原理は、戦後教育改革の流れの中で大きく変化してきた。
    教育課程の編成は社会構造の変化とともに変遷しており、日本における最初の教育改革は、明治維新後、学生発布によって国民が教育を受ける機会を保障されたことである。第2次世界大戦敗戦後、民主主義を日本に定着させる必要性を自覚した文部省は、戦意高揚に関する記述をなくすことを目的として修身科を廃止し新たに「公民科」を設置した。また、「社会科」や「強化外活動」の構想も考えられ、戦前からの教育課程の改革に着手した。昭和22年3月に教育基本法が制定された。教育基本法と学校教育法の公布と並行して、昭和22年3月に最初の学習指導要領が制定された。この学習指導要領は「試案」と定義され、この学習指導要領によって画一的な教育が意図されたのではなく、あくま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。