連関資料 :: アリストテレス

資料:10件

  • アリストテレス
  • アリストテレス ポリスと家 実践の学  ・学問研究の方法   プラトンの影響を受けながらも、事物の変化や運動に関心を向ける。    プラトン    万物の秩序づけを哲学と善のイデアによって行おうとした。    アリストテレス 万物の秩序づけは経験に傾斜していると考えた。 この違いは    彼が独自の形而上学に基づいて四つの原因についての考察を行ったためである。 ・学問の分類 「それ以外の仕方においてあることのできないもの」 理論学・・・数学、自然学、神学     「それ以外の仕方においてあることのできるもの」      倫理学・・・人間の良き行いにかかわる      実践学・・・政治学、家政学      制作学・・・変化する素材を使って一定の作品を作り出す     このうち、政治学は実践学の一つであるが、それは理論学のように厳密な知識を与えるものではなく、具体的な状況の中で良い行いをするための実践的能力、思慮を培うことを目標にする学問であった。     こうした学問の分類は近代まで欧州の学問の共通の基盤であった。  ・政治と倫理との結合関係    人間の行為の目的は善の実現であり、最高善としての幸福は人間の魂の正しいあり方と一体の関係にある。   倫理的卓越性・・・人間において理性的部分が欲望的部分を支配し、正しい行為を ↓      行う能力を備えること。    法によって習慣づけが可能    政治がそれを実現するのに奉仕すべき
  • レポート 政治学 アリストテレス 政治思想 倫理学 実践学 政策学
  • 550 販売中 2005/11/06
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  • アリストテレス「目的論」について
  • アリストテレスやプラトンは、人間の行為は目的の追求であるとした。目指すは究極の目的、すなわち最高善である。以下、アリストテレスの言う「目的論」、「徳」に対して、私見を述べたいと思う。 アリストテレスは、行為には目的があり、その目的にもまたさらなる目的があるとした。そしてその目的手段の連鎖の果てが最高善だと考えた。しかし、全ての行為がその連鎖を持つとは限らないではないか、という意見もある。目的の連鎖は終わらなければならないとアリストテレスは言うが、そもそも連鎖自体が必ずしも存在しないのではないか、と。例えば「食べる」という行為。この行為の目的は「空腹を満たす」である。ではなぜ「空腹を満たす」のか。空腹が続けばやがて餓死してしまう。すなわち「生きる」ためだ。ではなぜ「生きる」のか。この問題は、そもそも行為論における最初の問題であり、私たちは振り出しに戻ってしまうことになる。つまり、「食べる」という行為においては目的を連鎖させることができない、と言えないだろうか。このように、「さらなる目的を待たない目的」しか持たない行為は多く存在すると思う。
  • レポート 哲学 倫理学 アリストテレス 目的論 行為論
  • 550 販売中 2006/07/31
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  • ソクラテスとアリストテレスを比較して
  • 1、はじめに  諸学の礎を築いたアリストテレスと、その師、プラトンの更に師であるソクラテス。両者は「知を愛し求めた」という点においては共通しているが、その方法、内容については、多くの相違点が見られる。そこで「探求方法」、「アリストテレスのソクラテス批判」という観点を中心に、この二人の哲学を見ていきたい。 2、ソクラテスの探求法  「ソクラテス以上の賢者は一人もいない」というデルフォイの神託に納得のいかないソクラテスは、当時の賢人とされる人々に、「よく生きるということはどういうことであるか」と問い、自分よりも賢い誰かを探すことによって、これに反証しようと試みた。しかし、自分を含め、その問についてすべてを知っている者は居ないことに気づき、「自分は知らないということを自覚している点において、他の者より少しは知恵がある」と神託を解釈した。  ソクラテスの生活はこれを契機に変わったのだ、と村井氏は述べる。  彼はこの神託の教えに従って人びとに人間的智恵をすすめること、すなわちいわゆる無智の知に向かって自分の知識を吟味すること、また彼の得意な表現に従えば「魂(プシュケー)」の世話をする」こと、「自己自身の世話をする」こと、「徳(アレテー)の世話をする」こと、などへの勧告を自分の使命と感じ、「神に対する奉仕のために」一切を顧みないことを志したのである。(村井実『ソクラテスの思想と教育』1972 P63)  ソクラテスは、街に出ては人をつかまえ、「対話」し、「無知の知」を自覚させた上で「本質」を追求するべく議論をかさねたわけである。この方法は、相手が知識を生む手助けをすることから「助産術」と呼ばれる問答法だが、名前からもわかるように、当然相手は「陣痛」という苦痛を伴うことになる。ソクラテスが、自身を「アブ」にたとえたことも、相手に痛みを与えるということから来ているのだろう。
  • レポート 哲学 アリストテレス ソクラテス 探求法
  • 550 販売中 2006/01/14
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