連関資料 :: 実験

資料:315件

  • DNA実験
  • 1.表題 分子生物学 基礎実験 そのⅠ 2.目的 細菌やカビがもつ、染色体とは独立に自己複製を行う核外遺伝子であるプラスミド。このプラスミドについて今回の実験では、プラスミドベクターと外来遺伝子を挿入したプラスミドベクターを用いて形質転換の実験とプラスミド調製の実験を通して形質転換とプラスミド調製の原理を知る。制限酵素で調製したDNAを切断し、アガロースゲル電気泳動で目的DNA断片(外来遺伝子)を確認する実験を通して制限酵素の意義を理解し、アガロースゲル電気泳動の原理を知る。 3.材料と方法 Ⅰ.形質転換 材料:LB培地、アンピシリン(Amp)、0.1M塩化カルシウム、SOC培地、 X-gal(β―ガラクトシダーゼにより分解され青色に発色)、 IPTG(lacリプレッサーに結合し、LacZプロモーターからのLacZの転写を誘導するオペロンにおける誘導体として機能する。代謝によって分解されないので、ラクトースの代わりに使用する) pUC19(α断片をコードする遺伝子の途中にMCSがあり、このMCSの向きがpUC18とは逆になっている。Amp耐性遺伝子を持つ) pUC(3HBDH)19(pUC19に3HBDHという挿入遺伝子[インサートDNA]が存在する) JM109(α相補性が可能な宿主大腸菌。対数増殖期の初期ではOD₆₀₀=0.540である) 装置:高速遠心機、50ml遠心チューブ、1.5mlエッペンチューブ、インキュベータ      恒温水槽、卓上クリーンブース、ガスバーナー、マイクロピペット、チップ、   ボルテックスミキサー A)塩化カルシウム法(無菌実験であった)  ①37℃で16-20時間培養(前培養)しておいたプレートより単一コロニー   (直径2-3mm)をとる。 ②50ml遠心チューブに入った15mlLB培地に300μℓ前培養した大腸菌を植え継ぎ、これを37℃で2時間位、OD₆₀₀が0.4~0.8になるまで振とう培養する。 ③培養液を50ml遠心チューブに移し、0℃になるまで氷上で10分間冷却する。 →ここまでは用意されていた。 ④4000rpm、4℃で10分間遠心した。 ⑤卓上クリーンブース内でコニカルビーカー上清を捨てた。この際クリーンブース     内に持ち込む器具は70%エタノールで拭いた。50ml遠心チューブの蓋は火で炙った(滅菌処理)。 ⑥DNAの細胞膜表面への吸着を引き起こすため冷0.1M塩化カルシウムを1.5ml  (750μℓ×2 )加え、静かに攪拌してペレットを溶かした。氷上で15分間放置した。 ⑦4000rpm、4℃で10分間遠心した。 ⑧卓上クリーンブース内でコニカルビーカー上清を捨てた。1分間乾燥した。 ⑨冷0.1M塩化カルシウムを0.6ml (600μℓ×1 )加え、静かに攪拌してペレットを溶かした。 →コンピテントセル作製 ⑩ピペットチップを使い、塩化カルシウムでのコンピテントセルをエッペンチューブに50μℓずつ分注した。(ピペットチップ、エッペンチューブは滅菌してあるものを使った)ここに、プラスミドDNA溶液を静かに加えた。(下表参照)氷中でチューブをかき回す程度に混合した。そのまま氷上で30分間放置した。 コンピテントセル50μl コンピテントセル50μl コンピテントセル50μl プラスミドDNAは何も入れない pUC19 50μl/mlを5μl pUC(3HBDH)19 50μl/mlを5μl 上記二つを混ぜる 上記二つを混ぜる 上記二つを混ぜる ⑪ヒートショックで細胞内にDNAを入れるため4
  • レポート 理工学 DNA 形質転換 電気泳動
  • 550 販売中 2007/07/01
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  • 真空実験
  • 真空実験 実験日 5月17,18,19日 実験場所 物理学生実験室1(1301),2(1303) 実験環境 17日 気温:25.4℃ 湿度:82% 気圧:752.8hPa 18日 気温:24.8℃ 湿度:76% 気圧:752.4hPa 19日 気温:25.5℃ 湿度:86% 気圧:752.4hPa 目的 真空計を組み立て、放電管を用いて真空度による放電状況の変化を知る。次に、油拡散ポンプで排気し、到達真空度を測定する。排気速度を計る。 原理 廃棄ポンプは単位時間に排気する体積S[l/sec]で表される。圧力p[Torr]、体積V[l]の真空容器を排気することを考える。 気体の状態方程式からpV=nRTであり一定体積、温度の下では圧力と分子数は比例している。単位時間に排気される分子数は比例している。単位時間に排気される分子数 は (1) である。これを圧力で書き直すと より (2) これを解くと (3) となる。この式は充分に長い時間排気すれば、完全な真空になることを意味している。実際には、真空容器の漏れなどの制限要因によって、ある真空度までしか排気することはできない。漏れは大気との間で生じると考えてよく、大気圧に比較すれば真空容器内の圧力はゼロとみなしてよいから、真空容器の圧力pには依存せず一定値であるとしてよい。 単位時間内に容器内にもれこむ分子数をqとすると (1’) 圧力に書き直して (2’) ここで、 の単位は[Torr・l/sec]で、単位時間の漏れを表す。到達圧力はこの式から (4) であることがわかる。 実験装置 注射器ポンプ、ダイアフロムポンプ、アスピレーター、誘導コイル 油回転ポンプ - 油回転ポンプの主要部分は固定子と回転子及びスプリングで固定子の内壁に接触しながら回転する翼板からできている。ローターが回転することで、膨張による吸気と圧縮による排気を同時に行うことができる。 油拡散ポンプ - 油拡散ポンプは油の蒸気で噴流を作り、拡散で噴流に飛び込んだ気体分子を捕らえて運び去り、高真空を得るポンプである。油拡散ポンプは単体で真空を作ることはできず、補助真空側に油回転ポンプをつなぎ、ある程度の真空状態にしておく。 ブルドン管 - ブルドン管は数Torrまでの真空をモニターする真空系である。構造は単純で、息を吹き込むと巻いていた紙の筒が伸びる玩具と同じで、薄い金属板を張り合わせて筒を作っている。管内の気圧が低くなると大気に押されて巻きが戻るように作られていて、その先端に目盛の指示器がついている。 ガイスラー管 - ガイスラー管はガラス管に1対のアルミニウム電極を10cmくらいの間隔で取り付けたものである。両端を誘導コイルにつなぎ、その一次線に100Vの交流を入れると二次側には高圧 (10~50kV) が得られる。放電管の真空度が進むにつれて放電状況がさまざまに変化する。この放電パターンによって圧力のおおよその見当と発光の色でガスの種類についての情報を得ることができる。 ピラニー真空計 - ピラニーゲージは気体の熱伝導を利用した真空系である。タングステンや白金の細線に電流を流し200度から400度に加熱しておく。周辺の真空度が上がり、熱を奪う分子が減少すると温度の低下が少なくなり抵抗が下がる。これを精密なホイートストーンブリッジ回路で検出し真空度と対応づける。 電離真空計 - 電離真空計は、気体分子を電離させ、生成したイオンの数から圧力を求める真空計で、高真空から超高真空領域で広く用いられており、定量性に優れている。 実験方法 A-
  • レポート 理工学 真空 油拡散ポンプ 放電
  • 550 販売中 2006/12/21
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  • タンパク質に関する実験
  • 生物化学実験レポート タンパク質に関する実験 1.寒天ゲル電気泳動 pH8.6、4.3での泳動と染色・脱染色 11月20日:pH8.6での泳動と染色・脱染色 【目的】タンパク質の電気泳動では、両性電解質溶液を電気泳動すると陽極側が酸性、陰極側がアルカリ性になり、ここにタンパク質を加えると各タンパク質が等電点の順に並ぶ。荷電粒子や分子はその荷電と反対の極に向かって移動する。移動中に pH 勾配があると、荷電が0となる点( 等電点 )で停止する。これが等電点電気泳動である。(電気泳動法は、DNAやRNAなど核酸を分離するのにも広く用いられており、分子生物学の基本技術のひとつといえる。)この 等電点 の違いにより物質を分離する等電点電気泳動(IEF)を、セルロースアセテート膜を担体として用いてTris Gly HCl 緩衝液pH8.6で試料タンパク質を分離する。アミドブラック-10Bの7%酢酸溶液でタンパク質を固定・染色し、7%酢酸で背景を脱染色してタンパク質の易動度を観察する。 【試薬と器具】〔試料〕Albumin(bovine serum)[分子量66.000、等電点4.7~4.9]、Hemoglobin(human blood)[分子量64.550、等電点6.8~7.0]、Lysozyme(egg white)[分子量14.300、等電点11.0~11.4] 以上のたんぱく質を0.6%NaCL溶液(0.02%NaN3を含む)に4mg/ml(0.4%)になるように溶解した溶液を使用する。 〔担体〕セルロースアセテート膜:1枚 〔pH8.6緩衝液〕Tris:30.29g Gly:7.51g HCl:1N42g DW:1L buffer〔マーカー〕Bromphenol blue(BPB)0.1%水溶液、Metyl green(MG)  0.1%水溶液 〔染色液〕Amido Schwartz 10B 0.2%脱染色液溶液 〔脱染色液〕7%酢酸水溶液 DW、泳動槽、ろ紙、ピンセット、ガラス板 【方法】1)セルロースアセテート膜を槽にセットし(ろ紙で足りない部分はブリッジ)、短冊状に切ったろ紙を緩衝液に浸した後、ガラス板上のセルロースアセテート膜と電極槽を接続した。         2)約1×10mlのNO.2ろ紙を試料に浸し、キムワイプで過剰の試料を取り除き、セルロースアセテート膜の極側に長辺が平行になるよう密着させて置いた。また試料を置いた場所をマークするため、墨汁とろ紙片と並べてスポットした。 3)マーカーのBPB溶液とMG溶液は、2×2mmのNO.2ろ紙を用いて試料と同位置に試料と重ならないようにセルロースアセテート膜上にスポットした。      4)150V・30分間、泳動槽で泳動させた。      5)泳動終了後、セルロースアセテート膜を染色槽に入れ、約2分間染色した。      6)メンブレンを傷つけないように染色液から脱染色液(7%酢酸水溶液)に移し、槽を穏やかにゆすった。また液は3回交換した。      7)アセテートセルロース膜を、ガラス板に載せ乾燥させた。 【結果】 pH8.6 150V・30分間  泳動槽で泳動させたら、Hemoglobinは+側に1.2㎝、Lysozymは -側に3.3㎝、BSAは+側に2.2㎝動いた。 表1 タンパク質 等電点 等電点-緩衝液のpH 移動方向 移動距離(cm) Hemoglobin 6.8~7.0 -1.6~-1.8 + 1.2 Lysozym 11.0~11.4 2.4~2.8 - 3.3 BS
  • レポート 理工学 タンパク質 等電点 pH
  • 550 販売中 2007/06/11
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  • 色感実験
  • 1 目的 色感テストによって、色彩感受性(色によって伝えるメッセージを読み取る能力)の敏感さと色彩の嗜好性(好みの色)をそれぞれ測定し、自分の特性を診断し確認する。色感テストの枠組みになっている、色彩の表現方法ならびに色彩の調和に関する基礎を学び、製作過程の筋道を通じて、測定の道具としてのテストを作る場合に考慮すべき要因や段階を理解する。 2 方法 a.装置 ・色感テスト(大学・成人編) 普通の教室での実験だったため、明るい照明条件下で実験する。 b.手続き TAが前でチャートを掲げ、集団で一斉に測定した。手続きは以下の通りである。 テストA:40種のチャート(色彩の印象を表す言葉と、3種類の配色選択肢から成り立つ)を見て、その言葉で表された印象を強くあらわす順に1位から3位までの順位をつけ、配色の番号を各順位の下に書き込む。1シート毎に訳30秒ずつ見ていき、テストAが終了した時点で2,3分休憩をした。 テストB:70種のカード(2色配色)に対して、好きか嫌いかを判断した。用途や機能は考慮せず(例えば洋服として、インテリアとして、等)色として好きか嫌いかを判断した。好きと感じた配色には○(まる)を、嫌いだと感じた配色には×(ばつ)をつけた。どうしても判断が出来ない配色については空欄で残しても良いとする。 採点:次の要領で、採点し、解答欄の1~18で示した□(四角)の中に得点を記入する。全部で18項目の採点を行う。 テストA: 採点シート1を使い、採点シートに記入された3位までの順位No.が採点シートと完全に一致したものを正答とし、正答の場合には採点欄に○(まる)を書く。テスト項目No.1~40までの採点が終了した後、○(まる)の合計数を①の□(四角)内に書いた。 テストB: テストBのうち、②~⑧は解答欄のかっこで括られた範囲の○(まる)の合計数を記入する。  ②No.1~No.20の20問 ③No.21~No.40の20問 ④No.1~No.20の20問  ⑤No.21~No.59の20問 ⑥ No.1~No.60の21問 ⑦No.6~No.54の19問  ⑧No.61~No.70の10問 ⑨~⑱では採点シート2から11を使用する。解答用紙と採点シートの問題No.の位置を合わせて重ね、空白窓の位置につけられた○(まる)の数だけを数え、合計数を下の⑨から⑱の□(四角)に記入する。 評価:採点によって与えられた①から⑱の得点に従って採点する。色彩感受性は診断1に対応する、テストAでの正答数に丸印をつけた。嗜好配色タイプはテストBの結果の②から⑧までを診断2に、嗜好色相傾向は⑨から⑬までを診断3に、嗜好トーンは⑭から⑰までの診断4の合計点のところに印をつける。そして一般的嗜好傾向との比較は⑱に丸印をつけた合計点を、診断5に印をつける。 診断:診断1から診断5までの結果と診断の欄に記載されている事項をもとに、自己の色彩感受性と配色の嗜好タイプについて、自分がどのような傾向にあるか判断する。 c.被験者 自分自身。18歳女性 3 結果 診断1 表1 テストA(色彩感受性の敏感さの診断)の自己採点 正答数 30 パーセンタイル順位 75 五段階評価                 4(やや高い) 分布 21.9% 診断 優れた配色感覚の持ち主です。あと一歩の努力で、配色感覚を磨き上げることができます。意欲を持って、色彩に取り組んでください。  正答数はやや多かった。パーセルタイル順位の数値が大きいので、得点は高い。配色感覚は優れているほうであった。 図1
  • レポート 心理学 色彩 同一色相 対照色相 類似色相
  • 550 販売中 2007/04/10
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  • 動物実験
  • 実験動物とは科学上の目的に利用するために合目的に繁殖した動物である.これらの動 物は教育・試験・研究および材料採取などのために利用される(=動物実験).動物実験 は,ヒトでは行えない個体レベルの実験ができ,実験によって得られた知見はヒトにも適 用可能な事が多いことから医学・薬学領域において特に有用である.  使用される主な動物種は,無脊椎動物でショウジョウバエ・線虫,魚類でメダカ,両生 類でアフリカツメガエル,鳥類でウズラ,哺乳類でマウス・ラット・ハムスター・ウサギ などである.様々な要因が実験動物の形質に影響を与えるので,厳密にコントロールが行 われる.遺伝的コントロールはそのうちの一つで
  • 実験 動物 医学 生物 遺伝子 影響 遺伝 微生物 工学 目的
  • 550 販売中 2009/09/28
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  • 消毒実験
  • 大腸菌及び大腸菌ファージを用いた塩素消毒実験を通して,その解析方法と結果の意味について考察する. 〈課題1〉   図3,4では,縦軸に微生物の生残率,横軸にCT値をとり,不活性化速度定数kの値を求めた.この図から,各班の塩素消毒でkの値に差が出たことが分かる.最初に1.0ppmの塩素を加えた1班と3班で比較すると,1班よりも3班のほうがkの値は小さかった.ここから,大腸菌ファージよりも大腸菌群で消毒効果が高かったと考えられる.大腸菌群よりも大腸菌ファージの方が塩素耐性が高いことが知られており,理論上,同じ塩素濃度なら大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずで,今回の結果はその予測通りだったといえる. また,2班のデータがないため4班と比較できないが,2.0ppmの塩素を最初に加えた場合でも同様に,大腸菌群よりも大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずである.
  • レポート 理工学 大腸菌 ファージ 消毒 塩素
  • 550 販売中 2005/07/08
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