連関資料 :: 実験
資料:319件
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トランジスタ回路の基礎実験
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1.実験の目的
接合型トランジスタの静特性をエミッタ接地、ベース接地についてそれぞれ実際に測定する。また、静特性をトランジスタの直流等価回路から考える。
ベース接地電流増幅率とエミッタ接地電流増幅率の関係を求める。
最後に、エミッタ接地増幅回路について適切なバイアス点を計算により求め、実験を行い適切なバイアス設計ができるようにする。
2.実験回路解析と実験結果
実験器具
定電圧源 キクスイ電気 2台
電圧計
ミリアンペア計
マイクロアンペア計
発振器 KENWOOD AG-203D
オシロスコープ KENWOOD CS-4035
電圧プローブ KENWOOD
抵抗 実測値 30 kΩ
10 kΩ
10 kΩ
10 kΩ
2 kΩ
1 kΩ 29.97 kΩ
9.90 kΩ
10.03 kΩ
9.97 kΩ
2009Ω
1002Ω コンデンサ 許容差 1μF
1μF W
W トランジスタ 東芝トランジスタ シリコンNPNエピタキシャル型
2SC1815
実験1:エミッタ接地、ベース接地静特性をそれぞれ実測し、特性例のような結果が得られることを確認する。また、この特性と次の直流等価回路の関係を説明する。
a.理論解析
まず、エミッタ接地について考える。
エミッタ接地直流等価回路は次のようになる。
(1) 特性
ベース・エミッタ間に電圧を加えるとベース電流がどのように流れるかを示している。(入力特性)
直流等価回路から、「ベース・エミッタ間はダイオードである」ということが分かる。ダイオードは一定の電圧(0.7V程度)を超える急激に電流が流れる特性を持っている。同様に、トランジスタではベース・エミッタ間が一定の電圧(シリコントランジスタの場合は0.6V程度)を超えると急激に電流が流れ始める特性を持つことがわかる。
(2) 特性
ベース電流がコレクタ電流にどのように伝えられるかを示している(電流伝達特性)。
である。エミッタ側のダイオードは順方向、コレクタ側のダイオードは逆方向であるから、 はよく流れるが、 はわずかである。このときの の比をエミッタ接地電流増幅率という。
(3) 特性
コレクタ・エミッタ間に電圧を加えるとコレクタ電流がどのように流れるかを示している(出力特性)。逆方向のダイオードに流れる電流の量は、限界があるので を大きくしても変化しなくなる。
次に、ベース接地について考える。
ベース接地の直流等価回路は次のようになる。
(4) 特性
コレクタ電圧 を一定としたときのグラフである。
エミッター・ベース間は順方向にバイアスされている。よって、直流等価回路から、「ベース・エミッタ間はダイオードである」ということが分かる。特性はpn接合の順方向特性と同じである。
(5) 特性
で は小さく、 と がほとんど等しいため、ベース接地の電流増幅率αが1に近いことを意味している。
(6) 特性
エミッタ電流 を一定としたときのグラフである。
に関係なく の値は のみで決まる。特性より、コレクタの出力インピーダンスは非常に大きい。
b.実験回路の詳細と実験方法
エミッタ接地
(1) 特性
の値を、5V,10V,20Vと設定し、 を測定する
(2) 特性
の値を、5V,10V,20Vと設定し、 を測定する。
(3) 特性
を10μF,20μF,30μFと設定し、 を測定する。
ベース接地
(4) 特性
を5V,10V,20Vと設定し、 を測定する。
(5)
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理工学
エミッタ接地
ベース接地
バイアス
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観察法と実験法について
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1.観察法について
観察法とは、人間や動物の行動を観察し、記録・分析していくことで、ある行動がなぜ生じたのかという因果関係や規則性・特徴などを捉えていく方法である。
観察法を実施するときは、観察者の考えや偏見が反映されやすいので、その点に注意しなければならない。そうならないためには、以下の点に注意する。
?観察者に検証しようとしている仮説の性質や、研究の目的を知られないようにする。
?何を観察しようとしているのかを、はっきりさせるような構造化されたチェックリストを用いて、観察を記録する
?評定者間信頼性のために、少なくとも2人の観察者で観察し、観察結果を比較する。
観察する環境によって、自然観察法と実験的観察法に分かれる。他にも、参加観察法がある。以下に、それぞれの観察法について、述べる。
(1)自然観察法〜できるだけ自然な環境の中で客観的・正確に記述していこうとするものである。目的とする行動が起こっている現場で何が起こっているのかを記録する。
特徴は、以下のとおりである。
?高い生態学的妥当性がある。
?故意に引き起こせば、非論理的なことであっても、自然な状況で起こることを観察できる。
?新しい分野を研究する上で、自然観察は有効な研究方法である。自然観察から仮説を導き出すことができ、実験によって研究できる。
問題点は、以下のとおりである。
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観察法
実験法
独立変数
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観察法と実験法について
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観察法について
観察法(observational method)とは、事象を注意深く見極めることであり、基本的な資料収集の手段である。心理学における研究方法の中でも最も基本的な手法で、特に、乳幼児や児童を対象とする研究分野でさかんに取り入れられている手法である。観察法には、自然的観察法(natural observation)、実験的観察法(experimental observation)、参加観察法(participant observation)の3方法がある。
? 自然的観察法
この方法は、観察しようとする事象や行動の生起に意図的な操作を加えないで、自然な状態でありのままに観察する方法である。自然的観察法は、さらに、偶然的観察法と組織的観察法に分けることができる。
偶然的観察法とは、特別の用意も準備もせずに、偶然の機会に観察したデータを収集することをいう。われわれが日女生活場面で他者を理解しようとする試みなどはこれにあたる。
一方、組織的観察法とは、偶然による観察を改良したものである。観察の目標を定め、何をどのように観察するのかをあらかじめ検討し、それにふさわしい場面を選ぶというように、一定の計画を立てたうえで観察を行うことをいう。
自然観察を実施する場合の留意点として、観察の目的を明確に設定すること、その目的に沿った適切な場面を選択すること、条件発生的に観察すること、個々の観察対象となる行動を全体の文脈の中でとらえようとすることなどがある。
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流体力学実験・解析
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管摩擦によって失われるエネルギーを評価することにより、円管取り付け時におけるタンクからの液体流出速度を解析的に予測する。また理論値と実験値を比較し生じる差について考察する。
理論値と実験値の液面高さを見やすくしたものが、図2と図3である。
理論値と実験値のh0とv4との関係を示したグラフが図4である。理論値と実験値に差が生じるのは、理論値には考慮されていない管内の摩擦損失によるものである。
最後にレイノルズ数とλをグラフにしたものが図5である。このグラフはムーディー線図と呼ばれている。図6は本に載っていたムーディー線図である。図5、図6、から考察すると、今回の実験では、乱流と層流が混ざりあって発生していると思われる。これは実験装置が簡易なためであると考えられる。
今回の実験でミラー周りの風と速度との関係は観察できなかった。しかし、ミラーの後ろでは風が流れていないことが分かった。
スクリーンの周りでは速度を上げていくほど自分にかかる風量が減ることがわかった。
今まではスクリーンが本当に風除けになっているのか分からなかったが、今回の実験で風邪の流れを目で見ることができたので、スクリーンのありがたみが分かった。
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理工学
トリチェリの定理
レイノルズ数
ムーディー線図
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硬化のイメージ 実験レポート
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硬化の大きさの判断について、次のような実験が知られている。最初の研究はBruner&Goodman(1947)が行った。彼らは1セント、5セント、10セント、25セント、50セントの五種類からなる硬貨と硬貨大の丸い灰色のボール紙を知覚対象とした。被験者は富裕群(ボストン地区の進学校の生徒)と貧困層(ボストンのスラム街の子供)で、年齢は10歳であった。その結果、価値の強さが知覚過程に影響を持つとの実験結果が出た。すなわち、硬貨は大きさにおいて灰色の円盤よりも大きく判断されること、硬貨の価値が高くなればなるほど、過大視が大きくなることがみられ、さらにこの硬貨の価値の増大は富裕群より貧困群で著しくなった。
っという先行研究を証明するため、以下のような手続きで実験を行った。
被験者は、一円玉、五円玉、百円玉をそれぞれイメージして、実際には見ないで手元の紙に描く。できるだけ丸くするように注意する(円の直径を一定にするため)。一度書いた円がイメージと違った場合、書き直してよい。
円が描き終わったら、その円の直径を測り、ミリ単位で記録し、結果として集計する。
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