連関資料 :: 「高齢化」に伴う社会病理について

資料:3件

  • 我が国の高齢過程に伴う社会病理現象について
  • 1,我が国の高齢化過程について 21世紀の我が国は「高齢化・小子化・人口減少の世紀である」といわれている。1997(平成9)年に、国立社会保障・人口問題研究所は、1995(平成7)年の国勢調査に基づき「日本の将来推計人口」を公表した。この推計によると、我が国の総人口は2007(平成19)年を境に減少し始め、2050(平成62)年には一億50万人と、現在より約20%減となる見込みである。また、老年人口(65歳以上)の割合は今後もさらに上昇し続け、半世紀ほど先には、約3人に1人が65歳という超高齢社会が到来することも予測されている。 一方で、我が国の合計特殊出生率は急速に低下している。1990(平成2)年には、「1,57ショック」という流行語を生み出したが、その後も出生率は年々低くなっており、1995(平成7)年の1,42、さらに2000年には1,38まで下がる結果となった。 こうした背景は、低い出生率の下で子どもの数が減るという「少子化」が進行する中で、生産年齢人口(15〜64歳)が減少して、そして、総人口までもが減少していく社会となることを意味している。さらには、少子化の進行と平均寿命の伸長とが重なって、急速に人口の高齢化が進んでいることをも意味している。
  • レポート 福祉学 高齢化過程 人口問題 少子化 老人福祉 高齢者介護の問題
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