資料:3件
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ルソーの教育思想、とりわけ消極的教育について述べよ。
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教育思想は大きく二つに別けられる。権威主義的な立場と、自由主義的な立場である。ルソーの教育思想は後者といえるが、これを述べるには先に前者について考える必要がある。
17,18世紀の代表的な教育思想はイエズス会における権威主義的教育であった。貴族階級出身の生徒達は、宗教界と政界に従順な人間に育てあげられ、動作や言葉づかいは洗練されていたが判断力には欠けていた。その教授法は体罰による恐怖心と過度な競争心を与えるものであった。そこで、デカルトやヤンセンといった民衆教育界の思想家は判断力の育成を唱え、反対の立場をとったが、イエズス会の教育思想は健在だった。
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ルソーの教育思想、とりわけ消極的教育について述べよ
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「ルソーの教育思想、とりわけ
消極的教育について述べよ。」
『万物を作る者の手を離れるときはすべてよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪となる』。ルソーの著書「エミール」の有名な冒頭文だ。その冒頭文から展開される究極の「消極的教育」とはどのようなものか。第1にその概要、第2にそれが有するジレンマについて述べていきたい。
はじめにルソーの消極的教育の概要であるが、上記の冒頭文から「人間は生まれながらにして善良であるが、それを堕落させるのは社会である」という根本精神を読み取ることができる。彼は人間の性善説を主張し、社会の悪を痛烈に批判した。よってルソーは悪である社会から、善である子どもを分離することが望ましいとした(この原則は後で詳しく述べる)。その分離された環境の中で行われるのは、第一に子どもの自由を最大限に尊重し、第二に子どもの発達段階や精神状態に即した教育である。前者は、それまでの欧米における教育思想、すなわち権威主義的立場を刷新した画期的な自由主義的立場に基づくものである。ルネサンスの風の中で出現した自由主義的な教育思想を徹底したのが、ルソーの消極的教育だ。また後者は、
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