“京都微研”日本脳炎検査用抗原を使用した2-ME感受性抗体の検出法の一例

閲覧数2,869
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    2MEメルカプトエタノールを使ったIgM、IgG抗体の鑑別方法の一例です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    “京都微研”日本脳炎検査用抗原を使用した2-ME感受性抗体の検出法の一例
    試薬の準備
    乾燥抗原・血清希釈用液(BBS)、乾燥赤血球希釈用液(VAD)は各々DDWを60ml加え溶解する。
    乾燥抗原は溶解したBBS 7mlを加え溶解する。
    乾燥指示血清は各々滅菌精製水1mlを加え溶解し、被検血清と同様にアセトン処理を行った後に使用する
    4. 沈さより生理食塩水で8%血球浮遊液を作り、反応にはVADで24倍に希釈して用いる。
    血清処理方法
    1. 新たに調整した0.2M(溶媒は0.01M PBS)の2-MEと希釈血清とを等量に混合する(各0.1ml)。対象として2-ME
    の代わりにPBSを用いたものを置く
    2. 37℃温浴に1時間置く
    3. 以下アセトン処理。これに約2mlの冷アセトン(冷蔵庫にて冷やしたもの)を一気に加える
    4. 試験管にシリコンゴムをして5分間よく振とうする
    5. 1500rpm5分遠心、上澄みを駒込ピペットで捨てる
    6. 上清を捨てて沈渣に冷アセトンを2ml加えて再浮遊し,再び同じ条件で冷却遠心する。
    7. 再び遠心し上清を捨てる
    8. 沈さを試験管内に広げ、デシケーター...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。