資料:5件
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有間皇子挽歌卒論1
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序 有間皇子自傷歌は、実作か仮託かの問題を中心に、歌の内部にあっても、一四一番歌では「ま幸くあらばまたかへり見む」の表現に、悲劇性を見出だすことができるか否か、また一四二番歌では「椎の葉に盛る」の表現が食事を示すか、あるいは神饌かというように、現在まで多くの問題...
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有間皇子挽歌卒論4
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この点については、稲岡耕二氏の「有間皇子」に既に指摘があり、仮定表現を用い、さらに「ま幸くあらば」と表現した点に、有間皇子の悲劇性を認めている。池田氏も「固有な悲劇性を孕む可能性を持った不安定な表現形態」と論じ、実作説の根拠としている。 反論として、長岡立子氏は...
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有間皇子挽歌卒論5
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しかし、矛盾点があっても、二首一組を題詞で処理してしまう点で、これは成立時期や事情を同じくした場合にも、同様のことが考えられないだろうか。つまり、実作として有間がD・J歌を詠んだ場合でも、編纂者は、内容の異なる二首を内包する題詞をつけようとするであろうし、その...
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有間皇子挽歌卒論6
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O歌「鳥翔成」は旧来難訓であり「トリハナス」「ツバサナス」「カケルナス」「アマガケリ」「トリトナリ」など多くの試訓がある。「アマガケリ」の訓みは、憶良歌に用例があること(巻五 八九七)、さらには有間の魂を、ヤマトタケルの白鳥伝説に重ねて、「上代の信仰として、死ん...
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有間皇子挽歌卒論3
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H・I歌には「たまきはる命は知らず」、「八千種の花は移ろふ」のような、否定表現や不安を示す表現が用いられており、現在、将来に対する不安を、松結びによって払拭しようとする構成となっている。これはD歌に用いられる「ま幸くあらば」の仮定表現も同様である。 松を結ぶ行為...
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