目的
酸やアルカリ溶液の標定法の習得、ガラス電極pH計を用いて中和滴定におけるpH滴定曲線をつくり、酸の濃度、解離定数を決定し、当量点のpHが酸の強弱によって異なること、一塩基酸と多塩基酸の相違を理解する。
実験方法
1)器具,試薬
ビューレット(25ml),メスフラスコ(100ml),試薬瓶(250ml),ホールピペット(10ml), ピペッター,コニカルビーカー,秤量瓶,マグネチックスターラー,pH計,ガラス電極 スルファミン酸[H2NSO3H],6M水酸化ナトリウム水溶液[NaOH], 0.1%フェノールフタレインのアルコール溶液,未知濃度塩酸水溶液[HCl], 未知濃度酢酸水溶液[CH3COOH]、未知濃度マレイン酸水溶液,中性リン酸塩標準液、 フタル酸塩標準液
2)操作
Ⅰ,標準溶液の調整
秤量瓶を直示天秤で秤量する。
上皿天秤で2gのスルファミン酸を、パラフィン紙にとり秤量瓶に移し秤量する。
これを50mlビーカーに移し、秤量瓶の中を水でよく洗う。
水を20~30ml加えてよく溶かす。
これを100mlメスフラスコに移す。(ビーカー内もよく洗い流し入れる)
さらに水を加えて...