連関資料 :: 情報科学入門

資料:14件

  • 情報科学入門
  • (1) コンピュータ上で扱う画像はコンピュータグラフィックス(CG)と呼ばれる。CGは携帯電話の待ち受け画面やゲームソフト、映画やテレビの特殊効果、工業製品の設計や教育、インターネットなど様々な分野で利用されている。CGは一枚の絵として表現する静止画像と動く映像である動画像に分けることができる。  コンピュータで扱われる静止画像はデジタル画像といい、そのデータ表現としてラスタ(ビットマップ)表現とベクタ(ベクトル)表現がある。ラスタ表現のデータは画素と呼ばれる画像の最小単位の集合として表現され、そのデータを扱うソフトウェアはペイント系グラフィックスソフトウェアと呼ばれる。ベクタ表現のデータは数式で表現され、そのデータを扱うソフトウェアはドロー系グラフィックソフトウェアと呼ばれる。ラスタ表現は画像の最小単位である画素単位でデータを記憶するので、一つひとつの画素単位で描いたり消したりできるため、細かいデータを扱うのに適している。しかし、すべての画素情報を保存する必要があり、データ量が膨大になるという欠点がある。一方、ベクタ表現は、主に画像を構成する点・線・面の幾何学的情報、例えば線分の始点
  • 情報科学入門 第2分冊
  • 550 販売中 2008/07/06
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  • 情報科学入門(1分冊)
  • (1)コンピュータは、正確な時間刻みで出される信号により稼動している。その信号(電流)があるかないかのパターンで動いている。この信号のあるかないかを表現するのに2進数が最も適している。 2進数とは、2 を基数として数値を表現する方法のことである。 私たちが普段使用しているのは10進数で、 0 ~ 9 の10種類の数字を使って数値を表す。  10進数で 238 と書けば、「二百三十八」の意味で、 10進数の各桁にそれぞれ102、101、100 の重みがあり、2×102 + 3×101 + 8×100 = 2×100 + 3×10 + 8×1 = 238 ということになる。 コンピュータでは2進数が使われている。0 と 1 だけの2種類の数字で数値を表す。2進数の各桁にもそれぞれ重みがあり、 1桁左に書かれた数字は、1桁右の数字よりも2倍の重みを持っている。2進数で1101 と書けば、 1×23 + 1×22 + 0×21 + 1×20 = 1×8 + 1×4 + 0×2 + 1×1 = 13 (10進数) ということである。電子回路でも、電圧が高ければ 1、低ければ 0 と決めておくと、複数の信号の組み合わせで数値が表現できる。2進数は、コンピュータで数値を正確に表現するのに適している。 (2)補助記憶装置は、コンピュータの記憶装置の中で、主記憶装置(メインメモリ)以外のものの総称です。メインメモリの記憶容量は小さく、また記憶されたデータもパソコンの電源を切ると失われてしまいます。これら、メインメモリの機能を補助することが補助記憶装置の役割です。  補助記憶装置は、データの読み書きの速度よりも、記憶容量を大きくすることが重視されています。 ①フロッピィ・ディスク 主にパソコンで用いられていて、フロッピィ・ディスクを装置に装着することで情報の読み書きが行える。フロッピィ・ディスクは円盤状で、同心円上にトラックと呼ばれる情報の記憶場所が用意されていて、さらにセクタと呼ばれる単位で切られている。情報の読み書きを行うときは、トラックとセクタの番号を指定する。すると、情報の読み書きを行うヘッドが指定されたトラックの真上に移動し、指定されたセクタがヘッドの真下にきた時に、情報の読み書きを行う。 ②ハードディスク ハードディスクは非常に大量の情報を記憶できる装置で複数のディスクで構成されている。フロッピィ・ディスクと少し異なるが、同心円上一つの筒をシリンダと呼び、トラックはシリンダの中で何番目の円盤であるか示すのに使われていて、ハードディスクとフロッピィ・ディスクとでトラックは違う概念で使用されている。 ③CD-ROMドライブ 約640MBの記憶容量を持つ読み出し専用の光ディスク。CD-ROMドライブは音楽用のコンパクトディスクに似た小さなプラスチック製のディスクを使い、そこからレーザー光線を使ってデータを取り出します。そして音楽用のCDと同じように、コンピュータ用のCDにも大量の情報を記憶できる。 ④CD-R 最大640MBの記憶容量を持つCDで、いったん書き込んだデータは消去できない。いわゆる追記型の媒体である。 ⑤光磁気ディスク(MOディスク)  書き換え型光ディスクの一種。データの読み出し、消去、書き換えが可能で、ハードディスクと同様の使い方ができる。データの読み出しと書き込みには、記憶原理の違いがあり、書き込み時間の方が長くかかる。 (3)オペレーティングシステム(OS)とは、コンピュータを動作させるために必要な基本ソフトウェアである。 基本ソフト
  • 情報 記憶 コンピュータ 音楽 パソコン システム 表現 管理 ボタン 時間
  • 550 販売中 2008/03/18
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  • 情報科学入門(2分冊)
  • (1)システムとは、目的達成のために働くハードウェア、ソフトウェア、データ、人、手続きの集まりである。利用者は、必要であるものを知っていながらもそれを知るための技術を持ち合わせていないことが多いことから、システム分析者が専門知識を持ち合わせているプログラマとの間に立って、利用者の要求を技術的な詳細仕様の形に翻訳を行うのである。  システム分析の過程でまずはじめに、利用者が何を必要としているのかをはっきりさせるために問題定義を行う。利用者と話し合いを密にし、利用者の要求に合った問題定義の文書を作成する。  次に、問題定義についてそれが解決可能なものかどうかの調査研究を進めていく。実現可能性調査を行い、解決することが意味のあるものであるとなった時、その問題を解くためにはどのようにすべきかを決めていく。論理システムを設計することを目標とし、システムの基本機能を確認していく。  データの流れとしては、データの流れ図を利用すると把握しやすい。データの流れ図で、入力データは発生地点から入力され、出力データは利用地点へ出されていく。データは処理過程により加工される。データは後の処理のため、ディスク・ファイル、データベース、人々の記憶など、様々な保管場所に蓄えられる。そして、このデータの流れが正しいものかを調べるために、データの流れ図で確かめていく。データ要素の関係を示す情報は、データの説明や定義を集めたデータ辞書に書かれている。データの流れ図の中の処理過程は、アルゴリズムで表すことができる。  データの流れ図、データ辞書、アルゴリズム説明書は、システム情報を決められた形で記録するための道具であり、これらは相互に関連しあっている。これらはシステム分析者がシステム要件を文書にしたものであり、これらの関連に沿って確認していくことで、見落とし、誤りを見つけることもできる他、利用者の要求しているものにすることができる。 (2)インターネットを活用する際の留意点について述べていく。 コンピュータの活用により、膨大な情報の中から、必要とする情報を取捨選択し、活用していく能力を身に付けていくことが必要不可欠の条件といえる。そして、情報モラルの必要性や情報に対する責任、ネチケット、著作権等についても考え、情報活用の実践力を養うことが重要なのである。 著作権 著作権は著作権法という法律で守られている。 他人の作った文章や画像やデータを勝手に複製することは禁止されているが、自分のパソコンにダウンロードして個人的に楽しんだり、後で読むとか、壁紙に使用したり、フロッピーに保存したりするように、個人的に使用するものであれば問題はない。 しかしダウンロードした後、複製してみんなに配ったり、不特定多数の人に配ること、または配る物に載せることをやってはならない。データをそのままコピーしたり、印刷して配るのも禁止されている。自分のWebページに掲載することも、不特定多数の人が目にするということから禁止されている。 ②個人情報  ネットワークでは、比較的簡単に個人情報を手に入れることができる。もし、その情報を漏洩した場合には、犯罪になる場合がある。また、自分自身のものを含めて、個人情報を公開すると、悪用される危険がある。  個人情報として、住所、電話番号、顔写真、銀行の口座番号等は絶対に公開しないように心がける必要がある。掲示板等でも、絶対に本名、住所、TEL等は書かないようにしまた同時に他人の個人情報も書かないようにしなくてはならない。インターネットは開かれた不特定多数の人が見ているということを
  • 情報 インターネット コミュニケーション 電子 問題 分析 コンピュータ 著作権 システム 比較
  • 550 販売中 2008/03/18
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